「Canva」がAI音楽生成機能を追加。音楽AI作曲サービス「Soundraw」との連携で実現

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written byNuxR編集部

デザインプラットフォーム「Canva」に、AI音楽ジェネレーター機能「Soundraw」アプリの追加が発表されています。この機能は音楽AI作曲サービス「Soundraw」との連携により実現したもので、ユーザーは「ジャンル」、「雰囲気」、「テーマ」、「長さ」を選択し、それに基づいて音楽を生成することができます。

プロジェクトに最適な曲をAIが生成

「Soundraw」アプリでは、Soundrawの提供する多種多様なジャンルとテーマの中から自身のプロジェクトに最適な音楽を生成し、それを動画やプレゼンテーションなどに活用することができます。例えば、「ゆったり」なムードならアコースティック、「ゲーム紹介動画」ならテクノ、エレクトロ&ダンスなど、ムードに適した音楽ジャンルが選択可能です。生成された音楽は、好きなフレーズの複製や削除ができるほか、ワンクリックで動画に追加し、タイムラインを見ながら長さや位置を調整することもできるそうです。

NuxR編集部でも「Ambient」「Tokyo night pop」「Techno & Trance」などいくつか曲を生成したところ、作業を忘れてしまうほどの心地よい曲が並び、思わず聞き入ってしまいました。深夜の作業であればそのまま寝落ちしてしまうかもしれません……。

生成された音楽は「Soundraw」ライセンスに準じ、著作権フリー・商用目的でも利用が可能です。ただし、「Soundraw」のライセンスには一部制約が存在し、例えば瞑想動画やLofiガール系の動画など、音楽が主な目的となる動画に使用することはできないそう(2023年8月9日現在)。OK例としては、プロモーション動画、個人的な動画、ウェブサイトやアプリのBGMといった用途では使用可能とのことです。使用前にライセンスページを一読することをおすすめします。

「Canva」音楽生成AI紹介ページ:https://www.canva.com/ja_jp/features/music-generative-ai/

SOUNDRAW公式サイト:https://soundraw.io/

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