NFTアートの制作方法
OpenSeaでトレンドになっているNFTの特徴が分かったところで、PFP向けのシンプルなデザインで実際にNFTアートを制作してみましょう。
私がおすすめするNFTアート制作方法は、次の2つの方法です。
- 初心者向けNFTアート制作方法①手描きイラストなどのアナログイラストを制作する
- 初心者向けNFTアート制作方法②iPadなどを活用しデジタルイラストを制作する
順に紹介していきます。
初心者向けNFTアート制作方法①手描きイラストなどのアナログイラストを制作する
NFTを出品するには、デジタルデータが必須です。
でもデジタルイラストを描いたことがないという方も、心配いりません。
要はデジタルデータにすれば、アナログで描いたイラストでも問題ないのです。
OpenSeaでは、自身が制作したアナログイラストをデジタルデータに変換して、出品している方もいます。
自分でイラストを描き、パソコンへスキャンする方法は次の2つがあります。
- スマートフォンでアナログ作品を撮影する。
- スキャナーを使って、アナログイラストをデジタルデータに変換する。
ここで注意しておきたいことがあります。ただアナログイラストをデジタルデータに変換するだけで即売されるわけではありません。
アナログイラストで描いた雰囲気が、デジタルデータでは表現されていない場合もあるため、次の点に気をつけながら制作を進めましょう。
注意①アナログイラストをスキャンする際、解像度を300PPI(ピクセル/インチ)以上でスケッチをスキャンしましょう。ピクセル密度は重要な要素になります。
注意②スキャンしても、自分が思っていた色合いにならない場合があります。スキャンしたデータがPC上では、どのように映るのか確認しながら制作を進めましょう。
初心者向けNFTアート制作方法②iPadなどを活用しデジタルイラストを制作する
ここで紹介するのはiPadなどを使って、ペイントソフトを用いてデジタルイラストを制作する方法です。
初心者の方ならドット絵(ピクセルアート)の制作をおすすめします。
ドット絵(ピクセルアート)は、初心者の人でも直感的に操作でき、作りやすいからです。
(ただし作りやすいから簡単というわけではありません。ドット絵の世界は奥が深いので、NFTアートを販売する場合は戦略も必要になります)
ここではドット絵(ピクセルアート)を描くのに便利なアプリを2つ紹介いたします。
NFTアート初心者におすすめ!便利なドット絵アプリ
8bit Painter
8bit Painterは、iOS・Androidで利用できるドット絵(ピクセルアート)初心者でも簡単にドット絵を描くことができるアプリです。
無料で利用することができ、直感的な操作でドット絵を制作できます。
広告を視聴することで、追加で作品の制作枠を増やすことができます。
iOS版リンク:「8bit Painter」をApp Storeで (apple.com)
Android版リンク:8bit Painter (8ビットペインター) – Google Play のアプリ
Pixelable – ドット絵エディター
Pixelableは、背景と被写体などレイヤーを別に分けて描くことができるアプリです。
先ほど紹介した8bit Painterとの違いは、GIFのような動きのあるドット絵を制作することも可能な点です。
iOS版リンク:「Pixelable – ドット絵エディター」をApp Storeで (apple.com)
ドット絵アプリでNFTアートを作る手順
ドット絵(ピクセルアート)を制作する手順は次のようになります。
- アプリをダウンロードする
- ドット絵でどのような絵を描くか考え、下書きする
- 下書きをもとにドット絵を制作する
- デジタルデータでOpenSeaに出品する
OpenSeaで出品する方法は、次の記事を参考にしてください。
【図解あり】OpenSeaの始め方|登録からプロフィール設定まで
まずは作品を作ってみよう
多くのクリエイターが参入してきている中、すぐにOpenSeaで販売しても売れることは難しく、最初から完璧に事が進むことはほとんどないかもしれません。
なので、まず未知の文化であるNFTを実際に触れ、作ってみるところから、はじめてみませんか?
NFTに触れてみる、購入してみる、制作してみる、アイコンをNFTに変えてみるなど実際に体験することで学べることがあるでしょう。そこで得られた情報や知識を、自身の作品のマーケティングに活かしてみてはいかがでしょうか。