あいおいニッセイ同和損害保険は、XRアプリケーションやオンライン展示会プラットフォーム開発を手掛けるDMMグループの子会社・アイデアクラウド(名古屋市)と提携し、国内初のメタバースに特化した保険「メタバース専用パッケージ保険」の発売を開始しました。
成長するメタバース市場のリスクに対応
現実世界では得られない体験ができる可能性を秘めたメタバースは、米Bloomberg LP社の予測では2024年には90兆円に達する成長市場。本商品は、急速に拡大する仮想空間の安心・安全な利用・成長をサポートすることを目的として開発されました。
2023年5月には、暗号資産やNFTの盗難発生時に流出先や加害者を追跡・特定するサービスの提供を予定、メタバース固有のリスクを分析し、事故の未然防止や早期回復に資するサービスの開発に努め、ラインアップを拡大していくとのことです。
メタバースでは、新たな経済圏の創出やコミュニケーション体験などに期待が高まる一方、プライバシーやセキュリティ、法制面、商習慣、文化など様々な側面で新たなリスクの発生が懸念されています。
両社は、メタバースで経済活動を行う人が増加する中で、「安全・安心な環境を確保するため、メタバース運営・管理のノウハウと、様々なメタバースへの取り組みを通じて得た理解を活かしたい」と語っています。
日本国内初「メタバース専用パッケージ保険」の概要
2023年2月6日よりあいおいニッセイ同和損保から発売が開始されました。
(1)今回提供開始される補償
- アイデアクラウドが提供するメタバース空間を運営・管理する事業者
- メタバース上でサービスを提供する事業者
を対象に、以下3つのリスクを補償する商品を提供しています。
(2)今後提供予定のサービス
上記(1)の補償に加えて2023年5月頃には、暗号資産やNFTの盗難にあったときに、流出先や加害者を追跡・特定するサービスの提供を予定しています。
今後もメタバース上で起こりうるリスクを分析して、事故の未然防止や早期回復につながる補償と連動したサービスを開発、拡大していくとのことです。
株式会社アイデアクラウド https://ideacloud.co.jp/
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 https://www.aioinissaydowa.co.jp/