今年中止になった花火大会がARで復刻。『マウントレーニアAR花火』

written by結木千尋

2021年中止になった花火大会をARで再現した『マウントレーニアAR花火』

森永乳業の販売するチルドカップコーヒー『マウントレーニア』が、今年2021年に中止になった日本全国8つの花火大会をAR技術で再現する『マウントレーニアAR花火』を発表しました。

同企画は、『マウントレーニア』シリーズの新商品『マウントレーニア カフェラッテ ノンシュガー ~深い癒やしパッケージ~』の発売を受けてのもの。コロナ禍でストレスを抱える人々に対し、“深い癒やし”をお届けするというコンセプトで始まった『深い癒やしプロジェクト』のひとつとして、今年2021年に中止となった日本全国8つの花火大会とコラボレーションし、「今年あがるはずだった花火」をAR映像で再現しました。

同商品のパッケージには、各花火大会の象徴的なシーンがプリントされており、購入した消費者は付属のQRコードを読み取ることで、同じ花火大会のAR映像を楽しめます。ウェブブラウザを活用するため、特別なアプリケーションを新たにインストールする必要はなく、スマートフォンと対象商品があれば、誰でも映像を見られる点が特徴です。

コラボレーションの対象となったのは、「全国花火競技大会『大曲の花火』(秋田)」「土浦全国花火競技大会(茨城)」「隅田川花火大会(東京)」「長岡まつり大花火大会(新潟)」「長良川花火大会(岐阜)」「天神祭奉納花火(大阪)」「なにわ淀川花火大会(大阪)」「関門海峡花火大会(福岡・山口)」の8つ。商品は11月最終週よりすでに発売中です。

発売元である森永乳業は、今後もさまざまな形で関係者を支援していくとのこと。同パッケージの販売を通じて得た売上の一部を、寄付や、花火大会・生活者との接点の創出に活用するそうです。

『マウントレーニアAR花火』概要

マウントレーニアAR花火

イントロダクション

「2022年こそは、花火が見られますように。」

2021年あがるはずだった全国8大会の花火が、ノンシュガーパッケージでお楽しみいただけます。

2021年も多くの花火大会が中止になってしまいました。
このたび、来年の開催を祈って、全国8つの花火大会とコラボ。
今年あがるはずだった各大会の花火がARで見られます。
また、さまざまな形で各大会を支援します。

AR花火の使い方

①パッケージのQRコードをスキャン
②パッケージの花火大会エリアを選択
③ブラウザカメラが起動したら、パッケージの花火デザインをスキャン
④お手元のパッケージの花火大会のAR花火が楽しめます

動作環境

端末・OS:
iPhone…iOS14以降
Android…OS11以降

ブラウザ:
iPhone…safari
Android…Google Chromeまたは標準ブラウザ

※お使いの端末によっては、動作環境内にあっても正常に動作しない場合がございます。予めご了承ください。

注意事項
・ブラウザのバージョンが古いとコンテンツを再生しない場合があります。ブラウザを更新して、あらためてアクセスしてください。
・環境によって、スキャンがうまくいかない場合があります。
・AR機能をご利用するにあたっては、周囲に十分注意の上、ご利用いただきますようお願い致します。
・通信料がかかるため、ご利用の際はWi-Fi環境を推奨いたします。

8つの花火大会について

全国花火競技大会「大曲の花火」(秋田)

全国花火競技大会 「大曲の花火」

「日本三大花火大会」

明治43年から続く本競技大会は、厳正な審査のもと、内閣総理大臣賞をはじめ数々の褒賞が授与されます。全国から選抜された花火師が、日本一を目指し製作した作品は圧巻です。また、打上げ幅が900m以上の大会提供花火は大迫力であり見ごたえも十分です。

土浦全国花火競技大会(茨城)

土浦全国花火競技大会

「日本三大花火大会」

土浦全国花火競技大会は、大正14年に始まった歴史ある大会です。市内を横断する桜川畔を舞台に全国から集まった花火師たちが、スターマインの部、10号玉の部、創造花火の部の三部門で技を競い合い、土浦の秋の夜空を色鮮やかに彩ります。

隅田川花火大会(東京)

隅田川花火大会

「日本最古の花火大会」

東京の隅田川で行われる都市型の花火大会。飢饉の慰霊と悪病退散を祈り、八代将軍徳川吉宗が打ち上げた「両国川開きの花火」が起源と言われており、記録に残る最古の花火大会とされています。約2万発の花火が打ち上げられ、毎年100万人近い来場客が訪れます。

長岡まつり大花火大会(新潟)

長岡まつり大花火大会

「日本三大花火大会」

新潟県長岡市で毎年8月2日、3日に開催される花火大会。戦災や震災を乗り越え、慰霊と復興、平和への祈りを込めて打ち上げる正三尺玉や復興祈願花火フェニックスなどの大型花火が見どころ。2019年には過去最多となる108万人の来場を記録。

岐阜県長良川花火大会(岐阜)

長良川花火大会

「中部を代表する花火大会」

岐阜県岐阜市の長良川河畔で、毎年7月に開催される花火大会。スタンダードな花火の他にも様々な芸術性の高い花火など、全国から集まった花火師たちが畳み掛けるように打ち上げる花火の光景は、岐阜県の夏の風物詩のひとつとも称されています。

※残念ながら2022年も開催中止となりました。

天神祭奉納花火(大阪)

天神祭奉納花火

「1000年の祭を彩る」

毎年130万人以上が訪れる天神祭のフィナーレを飾る奉納花火。約100隻の大船団による水上行列(船渡御)に合わせて大阪の夜空に打ち上げられる。ダイナミックな花火が、幻想的な光景を作り出します。天神様にちなんだオリジナルのユニークな花火も必見です。

なにわ淀川花火大会(大阪)

なにわ淀川花火大会

「関西を代表する花火大会」

毎年8月初旬に大阪市の淀川・十三地域で開催される大会。運営委員会は地元のボランティアスタッフで構成されており、その財源は大阪とその周辺の企業や住民の皆様から募った協賛金で賄い、民間の力だけで「企画・運営・実行」を手がける花火大会です。

関門海峡花火大会(福岡・山口)

関門海峡花火大会

「本州と九州を結ぶ花火大会」

本州と九州を隔てる関門海峡をはさみ、福岡県北九州市門司区と山口県下関市の両岸で、お盆の迎え火として毎年8月13日に合同開催される花火大会。海を越え同一名称での開催は日本唯一。ライトアップされた関門橋の両サイドから打ち上げられる花火は幻想的。

『マウントレーニア 深い癒やしプロジェクト』について

新型コロナウイルス感染症の拡大により、日常生活は制限され、ライフスタイルの変化や先の見えない状況にストレスを抱えている方や、自分でも気づいていない“見えないストレス”を抱えている方も数多くいらっしゃるのではないでしょうか。本プロジェクトは、そのようなストレスを抱える方々に対して、「マウントレーニア」を通じて“深い癒やし”をお届けする取り組みです。商品パッケージ、広告、キャンペーンなど、年間通じて、様々な形で“深い癒やし”をお届けいたします。


マウントレーニアAR花火

プロジェクト特設サイト
「マウントレーニア」ブランドサイト

written by

結木千尋

ユウキチヒロ。フリーライター・インタビュアー。 関心事はサブカルチャー(音楽・映画など)。 AORとミニシアター系の邦画が大好物。 グリーンカレーの海で溺れたい。

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