NFTアートをメタバースギャラリーで「鑑賞・出品」して楽しもう!

written bycanちゃん

アートが好きな人はメタバースギャラリーによって、よりアートを身近な存在に感じることができそうです。休日に美術館へお出かけするのもいいけど、家のPCから好きな時間にメタバースギャラリーへアクセスして作品の鑑賞ができちゃいます。時間や距離を気にせずに、世界中のどこからでもアクセスできて、たくさんの作品に出会えることができます。メタバースギャラリーに自身のアート作品が展示される、チャンスとなるイベントも開催されているので、NFTアートに興味がある方、必見です!

世界初!全世界参加型のNFTアワード

XANALIA NFTART AWARD 2021

XANALIA NFTART AWARD 2021

2021年9月、新しいNFTクリエイターを発掘支援するための世界的なNFTアワード『XANALIA NFTART AWARD 2021』(ザナリア NFTアートアワーズ2021)が開催されました 。

NFTを利用したデジタルアートをコンペティション形式で全世界から募り、オークションのランキングと審査員投票によって優秀作品を表彰するという、世界初のNFTアートのコンペティションイベント。ノミネート作品や表彰式をNFTメタバース「XANA(ザナ)」で開催しています。

実は、筆者も昨年の秋頃こちらのコンペの作品募集を見つけて、以前に制作していたグラフィック作品を2作品応募していたのです!

そしてなんと2作品ともノミネートされました!下記リンクから作品の展示を見ることができます。

can_design

https://www.xanalia.com/artist/6134a4582f30791e454c93f9

「誰でもノミネートされるのかな?」くらいに思っていたのですが、応募総数1248作品でノミネート作品(一次審査通過)は479作品だったようです。約1/3の確率で選んでいただけたのですから嬉しいものです。そして何より世界中の人に観てもらえる機会ができたので、PCの中に眠らせたままにしていた過去の作品が喜んでいるようです♪

先日審査が完了し、2021年の受賞作品が決定!Gold Award(金賞)は、なんと9歳の少年による作品でした。

オークション入札締切は2022年4月30日(土)なので、ぜひチェックしてみてください!
https://www.xanalia.com/market

さらにノミネート上位 100 作品はXANAのバーチャルギャラリーに展示されます。
https://www.xana.net

日本初 文学作品のNFTメタバース展

黒川隆介NFT作品展

黒川隆介NFT作品展

16歳から詩を書き始め、WEBメディア『Mikiki』での「詩人・黒川隆介のアンサーポエム 」、『POPEYE WEB』の連載などで注目を集める気鋭の詩人・黒川隆介によるNFT作品展がメタバースギャラリーにて開催中です。本ギャラリーの累計来場者数は5万人を突破しており、好評につき3月末までとしていた会期を4月10日(日)までに延長することが先日発表されました。

今回NFT化した黒川隆介の作品はどれも未完成。対象作品購入者に対して、後日購入した詩の続編を執筆し配布予定です。現時点では続編は一切完成していないため、世の中の移り変わりや黒川の経験や思考の変化によって、執筆される続編の内容がどのように変わっていくのか。購入した詩が完成するまでに、最大3年かかる実験的な取り組みとなっています。

VRゴーグルは必要とせず、PCやスマートフォンなどから、ブラウザ経由で観覧することができます。

■概要
内容 :黒川隆介NFT作品展
日程 :2022年2月3日(木)10:00〜3月31日(木)23:59  4月10日(日)23:59 まで延長
会場 :https://cyber.xyz/kurokawa

武藤裕也 NFT写真展「Tokyo in 2020」

武藤裕也 NFT写真展

武藤裕也 NFT写真展

2021年夏コロナ禍の東京をコンパクトカメラで記録した写真を、独自コントラクトにてNFT化し、仮想ギャラリーにて作品展を開催中。コロナでオリンピックの開催が1年延期した2021年。いつもと違う夏の様子を写真に記録した作品展。白黒に切り取られた写真には、想像力が膨らむ風景が広がっています。

【作品コメント】
2021年夏の東京で過ごした日々を記録。
コロナ禍のさなか、様々な事象に翻弄されるままに過ごす私たちの姿に、まるで突然の激しい夕立をやり過ごすような無防備さを重ね見ていた。
警察官の多さにふと非日常であることを気付かされる程に、その祭典の輪郭は不明瞭で掴むことのできない、雨後の虹を眺めることにも似ている。
事象へ近づく実験的手段として、使い慣れた一眼レフカメラではなく、シャッターボタンを押すのみ、設定のできないコンパクトカメラを使用。現像液はその日の最高気温に設定しフィルム現像をした。自らも縛りのある環境において写真行為をする。
東京に時を同じくして過ごした私たちに共通した記憶と私的な記憶、そのつかみどころのなさを、事象に近づくための符号と個人的な記録を掛け合わせて浮かび上がらせた。

【写真展概要】
作者: 武藤 裕也(ムトウ ユウヤ)
作品名:「Tokyo in 2020」
会期:2022年2月23日(水)~8月8日(月)
入場:無料
会場:https://oncyber.io/tokyoin2020
作品紹介ページ:https://mutoyuya.com/tokyo


NFTとバーチャルギャラリーの登場によって、アーティストが活躍できる場が広がりました。NFTマーケットプレイスを利用すれば、誰でも気軽にアートを出品でき、ブロックチェーンの技術で代替不可能な唯一無二の価値をデジタル資産に付与することが可能に。これらの技術と関連サービスの開発や普及は、世界中に自分の作品を発信するための新しい手段になり、そしてアーティストを支援する場として、今後のクリエイティブ産業の発展に大きな役割を果たすのではないでしょうか。

written by

canちゃん

なんでもツクリタガリな主にUIデザイナー。副業ライター。 洋服、グラフィック、立体、映像など、なんでもつくってみたくなる。openseaで過去のグラフィック作品をNFTにして出品してみた。(まだよくわかっていない)