おすすめのNFTマーケットプレイスとは?国内外別に3つずつ紹介!

written by小村 海

海外のおすすめNFTマーケットプレイス3選

海外のおすすめNFTマーケットプレイスは次の3つです。

  • Opensea
  • Rarible
  • SuperRare

ここからは、それぞれのNFTマーケットプレイスについて解説します。

Opensea

Openseaは、2017年にローンチされた海外最大手のNFTマーケットプレイスです。NFTマーケットプレイスの世界シェアは脅威の90%以上とされ、アートや音楽、写真など、人気のある約400万点以上のNFTを取りそろえています。

Openseaの利点は、数分で無料のアカウントを作成できるなど、初心者に使いやすい点です。操作画面もシンプルでわかりやすく、初めて利用する人でも問題なく売買できます。

Openseaのすべての取引に課される手数料は約2.5%と少々割高ですが、NFTの作品数や使いやすさなどを踏まえた総合力は、随一だといえるかもしれません。

公式サイト:OpenSea

Rarible

Raribleは、アメリカのデラウェア州に本拠地を構える2020年リリースのNFTマーケットプレイスです。

Raribleの魅力は、誰でも簡単にNFTを発行できる点です。イーサリアムやソラナ、テゾスなど5つのチェーンから発行チェーンを選択した後、シングル(1点物)か、マルチ(複数)と呼ばれるNFTを発行できます。

また、Raribleは、DEX(分散取引所)に暗号資産を預け、その見返りとして報酬やトークンを受け取る市場流動性マイニング制度を導入しているのも特長の1つです。

Raribleでは、NFTの売買を通じて「RARI」と呼ばれるガバナンストークンを受け取れるほか、RARIを受け取ったユーザーは、コミュニティ投票に参加するなど、運営にも携われます。

公式サイト:Rarible

SuperRare

SuperRareは、デジタルアートに特化している2018年リリースのNFTマーケットプレイスです。

SuperRareはハイエンドのNFTマーケットプレイスとされ、NFTのデジタルアートを出品するためには、事前審査を通過しなければなりません。このため、SuperRareに出品されるデジタルアートはクオリティの高さに定評があります。

高いデジタルアートのクオリティは、すなわち、投機商品としての魅力があることを意味します。したがって、投機目的でNFTを購入したい人は、SuperRareでデジタルアートを購入するとよいでしょう。

公式サイト:SuperRare

相性の良いNFTマーケットプレイスに出会うためには、特徴やシステムへの理解が欠かせない

NFTマーケットプレイスは、アートや音楽、ゲームのキャラクターといった多彩なNFTを自由に取引できます。

一方で、それぞれのNFTマーケットプレイスは決済手段から手数料、特化しているNFTなど、あらゆる面で異なっているのが実情です。

このため、自分に合ったNFTマーケットプレイスに出会うためには、特徴やシステムへの理解が欠かせません。ぜひ本記事をNFTマーケットプレイスへの理解を深めるための一助にしていただけますと幸いです。

 

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小村 海

おむら・わたる。「難しいことを簡単に」をキャッチコピーに活動するフリーライター。元地方紙、雑誌記者。クライアントや物事の良い側面を翻訳し伝えることを活動指針とし、主にIT記事を作成している。趣味は野球で、競技歴は12年を超える。一方で、本好きでもあり、新刊には目が無い。

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