YouTubeへVR動画をアップする3ステップ
YouTubeへVR動画をアップする際は次の3ステップで進めます。
- 動画のエンコード処理
- 特定のメタデータを含める
- YouTubeへのアップロード
VR動画は一般的な動画とは異なり、アップロードの際に「エンコード処理」や「メタデータの設定」などを行う必要があります。ここでは、YouTubeへVR動画をアップする3ステップの内容について解説します。
1.動画のエンコード処理
YouTubeへVR動画をアップする際は、始めに動画のエンコード処理を行います。エンコード処理は符号化とも呼ばれ、データを別の形式へ変換する処理です。
VR動画はそのままの状態ではデータ容量が大き過ぎるため、YouTubeにアップできるように調整しなければなりません。エンコード処理を行い、アップロード動画に適したフォーマットへ変換しましょう。編集ソフトの多くは、YouTube向けのエンコードが行えるため確認してみてください。
2.メタデータの挿入
エンコードが完了したら動画にメタデータを挿入します。メタデータとは「データに関する様々な情報を記したデータ」のことです。
YouTubeにおいては、動画の「タイトル」「説明文」「サムネイル」「字幕」などがメタデータにあたります。メタデータはVR動画の再生に欠かせないため、YouTubeへアップする際は忘れずに設定しましょう。
ちなみに、YouTubeでメタデータの設定ができる「360 Video Metadata」と呼ばれるソフトが提供されています。
参考:180° 動画または 360° 動画のアップロード – YouTube ヘルプ
3.YouTubeへのアップロード
すべての設定が終了し、動画の準備が終わったらYouTubeへのアップロードを行います。YouTubeチャンネルを開設し動画をアップロードしたら、サムネイルや概要文などの設定を行いましょう。
ただし、アップロードが完了してもVR動画が再生できるようになるまで時間がかかります。アップロード完了後、少し時間を空けてから確認してみてください。設定等に問題なければ、その後YouTubeで視聴できるようになります。
YouTubeのVR動画はVRゴーグルを持っていなくても、PC・スマホから楽しむこともできます。YouTubeで見られる360°VR動画は、次の記事にまとめていますのでぜひ参考にしてみてください。
関連記事:VR動画おすすめ11選!YouTubeで見られる360°VR動画をご紹介|NuxR
VR動画の作り方は難しくない
VR動画を作成する場合は、高性能パソコンやVR開発ソフト、ヘッドマウントディスプレイ、360度カメラといった専用ツールが必要です。
VR開発用ソフトの使用方法や360度カメラを撮影するときの写り込みなどを注意しておけば、VR動画を作ることはそれほど難しいものではありません。VR動画の作成に興味がある方は当記事を参考にぜひチャレンジしてみてください。