VR会議のミーティングが今後定番に?!メリットとデメリットも紹介

written byNuxR編集部

ビジネスで使える5つのVR会議システム

VR会議システムは、さまざまな企業から提供されています。ここではビジネスで使えるVR会議システムとして「NEUTRANS BIZ」「Bigscreen beta」「桜花広場」「VIVE Sync」「rumii」の5つを紹介します。

1.国内スタートアップが開発「NEUTRANS BIZ」

3DCGやCADなどのデータ形式も共有できるVR会議システムが「NEUTRANS BIZ」です。日本国内のスタートアップ企業である株式会社Synamonが開発したVR会議システムで、仮想空間を利用した複数人でのミーティングが行えます。

他にもホワイトボードを利用したアイデア作成や、現実世界と同じように仮想空間内での時計利用も可能です。

NEUTRANS(ニュートランス)HP

2.高い操作性が特徴「Bigscreen beta」

アメリカ発祥の企業であるBigscreen社が提供する無料のAR会議アプリが「Bigscreen beta」です。本来は映画などの映像を共有するアプリですが、パソコン画面と共有することでVR会議としても利用できます。

高い操作性を誇るアプリでありながらも低価格なVRゴーグルを利用できる点は、VR会議のデメリットでもある導入コストの削減にもつながるでしょう。資料を共有しながら、参加者との会話を中心に展開するミーティングに最適です。

Bigscreen HP

3.HMDを使用しない「桜花広場」

「桜花広場」はOculus Go向けのVR会議システムです。Oculus Goはスタンドアローンのデバイスで、この機器だけでVR映像を利用できるヘッドマウントディスプレイです。

一方、桜花広場はパソコン版も用意されており、HMDがなくてもVR会議が開催できます。会議中に右の人が話せば、右側から声が聞こえるなど臨場感も抜群です。また、参加者はレーザーポインターを利用できるため、資料の説明箇所などを他の参加者へ示すこともできます。

さらに、桜花広場では声と首、手の座標データを通信するだけなので、VR会議であるにも関わらずデータ量が少ない点も大きなメリットだといえるでしょう。

桜花広場 HP

4.セキュリティの強化が特徴「VIVE Sync」

HTCによって2019年に開発されたVR会議アプリが「VIVE Sync」です。VIVE Syncはセキュリティの高さが特徴といわれています。

仮想空間を利用する場合、VIVE Syncが内部システムに統合・制御されることで、参加者は自由な情報共有が可能です。さらに、企業ごとにシステムのカスタマイズや設計が行える点もVIVE Syncの大きな魅力といえるでしょう。

VIVE Sync HP

5.導入コストが安価「rumii」

ビジネス向けで有名なVR会議アプリが「rumii」です。アメリカのIT企業であるDoghead Simulationsによって開発され、導入コストの低さが特徴のVRアプリです。

ユーザーは好みの会議空間やアバターをカスタマイズできるほか、これまで紹介したVRアプリと同じようにホワイトボードや3Dモデルなどの機能も利用できます。オプション機能にもよりますが、月額14.99ドルから利用可能です。

rumii HP

VR会議でミーティングを活性化させよう

VR会議でミーティングを活性化させよう

VR会議を活用することで、Web会議などのツールに比べリアルな感覚で会議が行えるため、参加者の積極的な発言が期待でき、ミーティングが活性化することでしょう。遠方にいてもリアルな感覚で会議に参加できます。

オンライン化が進む現代において非常に利用価値はある反面、導入コストが高いなど、大きな課題が残る点も事実です。しかし、遠方から多くの人が集まることを考慮すれば、移動費や宿泊費を抑えられるかもしれません。費用対効果のバランスを取る必要はありますが、VR会議は今後も要注目のサービスであることは間違いないでしょう。

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