メタバース(仮想空間)は「Meta(メタ/高次の)」と「Universe(ユニバース/宇宙)」の2つを組み合わせた造語です。
メタバース活用方法の一例として
- アバターでのコミュニケーション
- 物や土地の売買
- ゲーム
- イベント開催
などが挙げられます。
今後期待されるメタバースの活用方法として
- アバターを通した現実に近いコミュニケーション
- 経済活動
- オンライン会議
- 世界中の人とスムーズなコミュニケーション
など現実世界に近いコミュニケーションがメタバースでもできるようになりつつあります。
メタバースでの経済活動の例として
- 土地や建物を仮想通貨で売買できる
- ゲーム内の通貨を仮想通貨取引所で売買できる
などメタバースではデジタル通貨を採用していることも多く、経済活動がより一層進みそうです。
おすすめメタバース空間と注目の仮想通貨銘柄
メタバース市場は今後もさらなる拡大が見込まれています。 おすすめメタバース空間と合わせて注目の仮想通貨をご紹介します!
XANA(ザナ)/XETA(ゼータ)
【完全解説】Web 3.0 メタバース「XANA(ザナ)」とは?|NFT・ブロックチェーン・仮想通貨が創る新しい世界
XANA(ザナ)はWeb 3.0 のメタバースプラットフォームです。日本人がCEOを務めており、公式サイトや各サービスは日本語に対応しています。
マルチデバイスに対応しているので、スマホで気軽に始められます。「Decentraland」「The Sandbox」などのメタバースよりもリアルな空間なのが特徴です。
フジサンケイグループと提携しており、日本の魅力あるIP活用が期待されています。「鉄腕アトム」や「ウルトラマン」などの有名なIPとコラボして、話題を集めました。
最近では木梨憲武さんがXANAの土地を所有し、「木梨憲武メタバースギャラリー」をオープンすることを発表しました。
XANA(ザナ)の特徴
- NFTゲームで遊んで稼ぐことができる(Play to Earn)
- NFTを作成して仮想通貨を稼ぐことができる(Create to Earn)
- NFTプラットフォームのXANALIA(ザナリア)がある
- XANAのメタバース空間でできるカードゲームのNFTDuel(NFTデュエル)で遊べる
- NFTDuelで使用するカードは、XANALIA(ザナリア)から購入できる
- アバターが身につける服、靴、アクセサリーを誰でも制作でき、NFTとして販売できる
$XETA (ゼータ)はXANAの主要なネイティブトークンです。XETAトークンは、日本の取引所では購入できないため、海外の仮想通貨取引所を使う必要があります。現在は世界最大規模の取引所で、日本語対応しているBybit(バイビット) での取引が可能となっています。
XANA
https://xana.net/
Enjin Platform(エンジンプラットフォーム)/Enjin Coin(エンジンコイン)
What is Enjin Coin?
Enjin Platform(エンジンプラットフォーム)の中でも特に人気の「Enjin Craft」は、世界中で大人気のゲーム「Minecraft(マインクラフト)」のEnjin Platform版です。ゲーム内で使用する道具などがNFT化されており、すでに2,000万人を超えるユーザーがいます。マイクロソフトやサムスン電子といった企業とも提携しており、堅実な成長に期待が高まります。
Enjin Platform(エンジンプラットフォーム)の特徴
- ゲームやアート、音楽など様々なNFTの制作を簡単に行うことができる
- 制作したNFTはEnjin社が開発しているマーケットプレイスで販売することができる
- 不要なNFTをメルティングしてエンジンコインに戻すことができる
- NFTゲームで遊んで稼ぐことができる(Play to Earn)
- ゲームで得たNFTをそのままマーケットプレイスで売却することができる
Enjin Coin(エンジンコイン)はEnjin Platform上で使用できる仮想通貨で、通貨のシンボルは「ENJ」です。
「メルト」という機能があるのが特徴で、Enjin Platform内で発行し、必要がなくなったNFTをエンジンコインに戻すことができます。
Coincheck(コインチェック)、GMOコイン、DMMビットコインなどの国内取引所で取り扱いがあります。
Enjin
https://ja.enjin.io/
Decentraland(ディセントラランド)/MANA(マナ)
Decentraland SDK – Getting Started
Decentraland(ディセントラランド)は、イーサリアムブロックチェーンを使った仮想空間です。簡単にアバターを作成することが可能なので誰でも気軽に遊べます。DAO(分散型自立組織)による運営のためユーザーがLAND(土地)を購入し、ユーザーが作り上げていくことで成り立っています。ユーザー主導のコンテンツ制作が特徴となっています。
Decentraland(ディセントラランド)の特徴
- フェスなどのイベント参加
- 土地やゲーム内のNFTをNFTマーケットプレイスで売買
- NFTアートを展示しているギャラリーで、アート作品の展示イベントを開き、収益を得ることも可能
- 他のNFTゲームとNFTを相互利用できる
Decentraland内の通貨であるMANA(マナ)は日本の取引所では購入できないため、海外の仮想通貨取引所を使う必要があります。
海外取引所では、BINANCE(バイナンス)やCoinbase(コインベース)などの大手の取引所を通して取引するのがおすすめです。
Decentraland
https://decentraland.org/
昨今のメタバースの世界的な隆盛で、メタバースを身近に感じてきています。
例えば
- KDDIの「バーチャル渋谷」や「バーチャル大阪」
- スマートフォン向け仮想伊勢丹新宿店「REV WORLDS」
- 吉本興業オリジナルのバーチャル空間FANY X「月面劇場」
- バーチャルオフィスの「oVice」
- ゲームをする方には世界的人気を誇る「フォートナイト」
などなど。
たくさんのメタバース空間があってどれを使ってみようか迷いますが、基本無料で楽しめるのが多くあるので、ひとまず気になったメタバース空間に入って体験してみるのがおすすめです!
仮想通貨は使う機会ができた時や、将来性を感じるものなどを今からチェックしてみるのはいかがでしょうか。