バーチャルキャストで誰でもVTuberに!?特徴やできることなど徹底解説

written byウィリー

VRやメタバース好きな人なら、「バーチャルキャスト」というコミュニケーションツールを耳にしたことがある人も多いはずです。

しかし、興味はあるけど「どんなツールなの?実際には何ができるの?」など、詳細はよくわからないという人も多いのではないでしょうか?

そこで、バーチャルキャストの概要やできることなど、実際に行われているイベントなどをもとに詳しく解説します。

バーチャルキャストに興味がある人、気になっている人はぜひ今回の記事を読んで、バーチャルキャストを体験してみてください。

バーチャルキャストとは?

バーチャルキャスト アイコン 画像

引用:バーチャルキャスト公式サイト

バーチャルキャストとは、時間や場所に囚われずに誰でも好きなバーチャルキャラクターとなって様々なVR体験ができるコンテンツです。VRヘッドセットを用いることで、ニコニコ生放送やYouTube Liveなどの配信サービスを通じて全国のユーザーに配信したり、VR空間で視聴者とコミュニケーションをしたり他のユーザーに会いに行ったりすることができます。

2023年2月現在、バーチャルキャストに対応しているVRヘッドセットは「HTC VIVE、 Oculus Rift + Oculus Touch、Meta Quest、Windows Mixed Reality」の4種類です。

※参照:バーチャルキャスト公式サイト「VRデバイス TOP」

また、PCやスマホからコメントでVR空間に参加できるので、VRヘッドセットを持っていない人もバーチャルキャストを楽しむことができます。

その他にも、リアルタイムで複数キャラを出演させることができることから、企業がゲームやアニメが発表される際のプロモーションとして使用することもあります。

バーチャルキャストは現在、利用規約の範囲内であれば商用・非商用の両方で利用可能とのことなので、今後も様々な用途で利用されていくことでしょう。

バーチャルキャストでは何ができる?

続いて、バーチャルキャストで何ができるのか詳しく見ていきましょう。

誰でもバーチャルキャラクターになれる

バーチャルキャラ化 イメージ画像

先ほども少し触れましたが、バーチャルキャストではVRヘッドセットを使用することで、誰でもバーチャルキャラクターになることが可能です。

キャラクターの動きは、頭に装着したVRヘッドセットと両手のコントローラーの位置が反映され、コントローラーのトラックパッド操作でキャラクターの表情変更など、細かな操作ができます。

ユーザー同士でつながれる

バーチャルキャスト つながる

引用:バーチャルキャスト公式サイト

バーチャルキャストは、遊んでいくうちに仲良くなった人とフレンド機能やルーム機能を使用して、ユーザー同士で会って遊ぶことが可能です。

また、他のユーザーのスタジオへ遊びに行く「凸機能」も搭載されています。

他ユーザーの配信へ参加したり、配信者同士でコラボレーションしたりなど、凸機能を使用することで仲良くなったユーザーと特別なVR体験ができるでしょう。

ちなみに、スタジオへの参加は最大16人までとなります。

アイテムや写真なども共有できる

バーチャルキャスト 手に入れる

引用:バーチャルキャスト公式サイト

バーチャルキャストでは、気になったキャラクターやアイテムがあれば、VR内でそのまま購入して、その場で使うことができます。

また、配信中も様々なアイテムを使って、視聴者や会いに来てくれたユーザーと遊ぶことも可能です。

スタジオ内へのアイテムの出し入れができるのは配信者のみとなりますが、出現しているアイテムは参加者でも使用することができます。

ちなみに、アイテムの購入には「VCC (VirtualCastCredit)」が必要となるので覚えておきましょう。VCCは500VCC(税込500円)単位から購入できます。

バーチャルキャスト 共有する

引用:バーチャルキャスト公式サイト

仲良くなったユーザー同士で、共有しているルーム内にアイテムを置いたり、写真を飾ったりなど、VR体験での思い出を共有するのも良いですね。

その他にも、SNSや配信サイトなどを組み合わせれば、現実世界でもバーチャルキャスト内でのできごとを共有することも可能です。

バーチャルキャストを利用して、「いつもの友達グループとVR内で遊ぶ」というのも面白いのではないでしょうか。

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ウィリー

NFT、仮想通貨、投資信託の記事を書くことが多く、現在は東証プライム企業でも執筆中です。   自身でも暗号資産やNFT、米国株式を中心に、幅広く投資を行っている経験から金融領域の仕組みやリスクなど、俯瞰的に分かりやすく解説することを心掛けております。