日本酒専用NFTマーケットプレイス「SAKE WORLD NFT」が11月リリースへ

written byNuxR編集部

日本酒をNFT資産として取引できるNFTマーケットプレイス「SAKE WORLD NFT」が、2023年11月に開始されることが発表されました。

このサービスは京都・滋賀のタウン情報誌を発行する株式会社リーフ・パブリケーションズが近年取り組む日本酒事業の一環として展開されるもので、日本酒NFT購入時、日本酒の「保管方法及び引渡時期」を利用者が選択できることが一つの特徴とされています。購入者は日本酒の引渡時期として、冷凍保管後、熟成保管後、または即時引渡しを選択できるとのことで、この選択肢は近年の日本酒業界での取り組み、例えば、製造直後の生酒を急速冷凍することや一定期間熟成させることを反映しています。

日本酒NFTは二次流通が可能。ロイヤリティの受け取りも

「SAKE WORLD NFT」プラットフォーム上では日本酒のNFTが二次流通が許可されており、売買価格に応じたロイヤリティの受け取りも可能。飲料だけでなく転売可能な資産としての価値も期待されています。さらに、完成前の日本酒もNFTとして販売ができるため、日本酒の事前資金調達やクラウドファウンディングのような役割としても活用できるとのことです。

このような特化型プラットフォームは、一般的な大手マーケットプレイスでは埋もれがちな商品やサービスにスポットが当てられることで消費者のニッチな需要に直接応えることができ、新しいビジネスモデルやコラボレーションの可能性が広がっていくことが期待されています。

今後のスケジュールは、2023年9月26日に京都府庁旧本館で「Sake World NFT」の記者説明会がおこなわれ、2023年11月にはサービスのローンチが、そして年明け後の2024年3月には「Sake World Summit 2024(仮)」が開催される予定です。

株式会社リーフ・パブリケーションズはこれまでにも、京都市を中心に試飲イベントなどを実施してきた経緯があり、今回のサービスは日本酒に新たな価値を付与し、その再興・世界展開に一役買うことを目指しているとしています。

>>SAKE WORLD NFT広報部 公式 X(旧Twitter)

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NuxR編集部

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