Web3の勉強に役に立つ書籍や動画、音声配信を紹介!本やYouTube、Voicyで学ぼう

written by早乙女 文香

昨今、話題にのぼる機会が多いWeb3について、勉強してみたいと考える方が増えています。
Web3の話題ではメタバースやNFT、DAOなど聞きなれない言葉が登場するため、難しいイメージがあるかもしれません。

本記事では、楽しみながらWeb3を勉強できる本や動画を紹介しますので、試してみてください。

Web3の勉強に役立つ書籍

Web3を基礎から学びたい方には、書籍での勉強がおすすめです。ここ1、2年で多くのWeb3関連書が出版され、初心者向けから上級者向けまで揃いました。初心者でも楽しく読める本を紹介しますので、ぜひ読んでみてください。

シリコンバレーのエンジニアはWeb3の未来に何を見るのか

https://twitter.com/snakajima/status/1592312263020777475

こちらはアメリカ在住の現役エンジニア、中島聡さんの著書です。

Windows95やInternet Explorer3.0/4.0のチーフアーキテクトを務めた中島さんならではの視点で、Web1.0の時代から今日までを振り返りながらWeb3について解説しています。

エンジニアが書いた本ですが、わかりやすい内容で堅苦しく感じません。

「Web3の本当のポテンシャルは、最終的に政府の事務処理に適している」という中島さんの解説に、Web3の未来が表現されていると感じました。

Web3とは何か~NFT、ブロックチェーン、メタバース

岡嶋 裕史さんの著書『Web3とは何か』には、Web3黎明期の今だからこそ伝えたいことが書かれています。

ブロックチェーンは非中央集権的な部分が特徴的なのですが、初心者の方にとってはトランザクションなどの概念が難しく感じられるでしょう。本書ではビットコインを例に出して、トランザクションの仕組みをわかりやすく解説しており、ブロックチェーン自体についても理解しやすくなっています。

またブロックチェーンのデメリットや社会問題になり得る部分にも触れているため、信頼性が感じられます。専門的な本ではあるものの、所々にユニークな文章が登場し楽しく読めます。

メタバースがよくわかる本

https://twitter.com/investor_y11a/status/1530100690097295360

この本ではWeb3の一種として、メタバースの活用例を数多く取り上げています。メタバースは、暗号資産やNFTよりも難しそうだと感じている方におすすめの本です。

メタバースの話題でよく登場する「XR、VR、AR、MR」についても、違いや特徴を画像つきで解説しています。

企業や公共団体によるメタバース活用例もふんだんに盛り込まれているため、まずはメタバースの全体像を押さえておきたいという方に読んで欲しい1冊です。

メタバース進化論

メタバースの実例をさらに深く、具体的に知りたい方におすすめなのが『メタバース進化論』。こちらはメタバース界隈で人気のVTuber「バーチャル美少女ねむ」さんが書いた本です。

実体験がふんだんに盛り込まれており、ねむさんがVRChatというサービスを利用する様子も紹介されています。

メタバースの新しい取り組みである「VR飲み会」や「アバターファッション」「メタバース恋愛」なども紹介されており、関心がさらに深まるでしょう。

事例でわかる!NFT・暗号資産の税務

ここ数年でNFTは急速に広がり始め、購入する方が増えました。

NFTや暗号資産を購入したのはいいけれど、税金がかかると知って慌てている人も多いのではないでしょうか?そんな方におすすめなのがこの本です。

暗号資産やNFTの税務会計について、実例つきで解説しているため、自分に当てはまるケースを探しながら読むとよいでしょう。本格的な税務関連書として、確定申告の際に頼れる1冊です。

NFT購入後、初めての確定申告が迫り「どうしよう……」と悩んでいる方は、ぜひ読んでみてください。

次のコーナーでは、YouTubeやVoicyでWeb3について学べるコンテンツをご紹介します。

written by

早乙女 文香

暗号資産(仮想通貨)記事の執筆中にCNPに出会い、NFTにハマったWebライターです。 CNP関連のNFTを少しずつ収集中。 NFTやWeb3、暗号資産(仮想通貨)について、わかりやすくお伝えします。