ARアプリ開発は新サービス創出につながる!開発の手順や費用、注意点を紹介

written byNuxR編集部

ユーザーの興味や関心を引きつける話題のIT技術・AR。広告や宣伝など、ビジネスにおいても幅広い応用が利くため、企業もARアプリの開発に力を入れ始めている状況です。今回は、ARアプリの開発の手順や費用、注意点などについて解説します。

ARアプリとは

ARアプリとは、スマホやタブレット上で、現実世界とデジタル情報とを重ね合わせた拡張現実(AR)を表示するアプリケーションを指します。例えば、Google検索で恐竜や特定の動物を検索すると、それらのARをスマホ越しに実物大で体験することが可能です。

なぜAR開発が注目される?

AR開発が注目されている理由として、マーケティングと相性がよい点が挙げられるでしょう。

優れた広告とは、ブランディングや商品の売上に貢献するものです。ARは現実世界にデジタル情報を重ねることで、ユーザーの印象に強く残ります。また、SNSなどを通じて拡散される可能性があるなど、マーケティングに大いに役立つでしょう。

事実、総務省が発行する「令和2年版 情報通信白書」によると、世界のAR/VR市場規模は2016年には約2.3億ドルだったものが、2022年には約16.7億ドルになるだろうと予測されています。こうした市場規模が拡大する見通しなどから、企業がARをプロモーションやマーケティングなどに利用することを思案しているのです。

ARの種類は3つ

ARの種類として、次の3つが挙げられます。

1.空間認識型

空間認識型とは、立体的な情報を取り込むARを指します。部屋の壁や車など立体的な対象を認識し、壁紙を張り替えたり車の色やホイールなどをカスタマイズしたりしたものを、専用アプリやWEBサイトなどを通じて確認できます。

2.画像認識型

画像認識型はスマホに搭載されたカメラが画像を認識し、そこからARが表現されます。例えば、バーコードやQRコードなどのマーカーをカメラで認識させ、あらかじめプログラムされた情報を表示させることが可能です。こうした「マーカー型」以外にも、イラストなど平面的な情報を読み取る「マーカーレス型」もあります。

3.GPS型

GPS型は、GPSで取得した位置情報にもとづいてデジタル情報をスマホの画面上に表示させるARです。例えば、GoogleマップはARを活用したナビゲーションシステムを実現しています。

ARアプリ開発に必要なもの

ARアプリ開発に必要なもの

スマホの画面上にARを表現させるには、専用アプリが必要です。では、ARアプリを開発するのに、必要なものは何でしょうか。

開発環境

プログラミングにおいて、アプリなどプログラムを開発するためのソフトウェア群が開発環境です。開発環境には、エディタやプログラミング言語のコンパイラなどが含まれます。ARの開発環境は、AR以外の通常のアプリケーションの開発環境と基本的に変わらず、使用する言語に合わせて利用することが一般的です。

スマホ向けのARアプリの開発には、さまざまな開発環境が提供されています。AppleはiPhoneやiPadに特化したXcodeを、GoogleはAndroidアプリ開発用のAndroid Studioを提供。このほかにもMicrosoftのVisual Studioや、ゲーム開発の用途で使用されてきたUnityなども、ARの開発環境に強みをもっています。

ライブラリ

ARアプリの開発を容易にするのが、専用のライブラリです。ARアプリを作る際にはライブラリが必要です。
Appleが提供するARKit、Googleが提供するARCoreなどは無償で提供されており、開発環境上で使用することで高度なARコンテンツを実行できるようになります。

テスト用端末

ARアプリを完成させ公開させるためには、さまざまな端末やOS環境で正常に作動するかテストしなければいけません。問題や不具合が発見されると修正し、アプリの品質を向上させられます。近年は、クラウドを経由して、アプリの動作をリモートで確認できるサービスが充実しています。

クライアントの要望をまとめた要件定義書通りに機能するかなどポイントをまとめた「テスト仕様書」をもとに、検証テストが行われるのです。基本的にはアプリを開発する会社が検証テストを実施します。

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