フルオンチェーンを用いた活用事例
■ 日本初のドメインNFT
NFTの世界最大のマーケットプレイスでは、アートに次ぐカテゴリーの1つがドメインネームです。海外ではNFTドメインがデジタル資産として取引されています。
NFTマーケットプレイス「NFTStudio」にて「nippon.jp」のサブドメインをフルオンチェーンNFTとして発行・販売されました。(※ブロックチェーンドメインではありません)
▼NIPPON.jp – ドメインNFT
■ データ消去証明書をNFTで発行「MASAMUNE Erasure」
スマートフォンデータ消去ソリューション「MASAMUNE Erasure」では、データ消去処理完了証明書を消去・改ざん不能なブロックチェーン上にNFTとして発行。それによってデータ消去を依頼したクライアントはいつ、どこで、だれが端末の消去をしたのかを、誰でも確認することができるようになります。
フルオンチェーン形式で消去情報を記録するため、ブロックチェーンが消滅しない限りデータ消去処理完了証明書は残り続けます。
▼MASAMUNE Erasure – 国産のデータ消去ソフト
■世界初の「フードNFT」を作ろう!「FOOD NFT Consortium」
食品NFTの開発と流通を促進するために「食品NFTコンソーシアム」が設立されました。
定量化された味のデータとそのレシピ自体は、パブリックブロックチェーンであるSymbolに記録されたフルオンチェーンです。データをNFTとして保存およびトークン化することにより、永続的に記録、保存、認証され、データを効率的に使用できます。
▼FOOD NFT Consortium | 味・レシピデータのオールオンチェーンNFTによる著作権運用を推進
■NFTの奪い合いができるフルオンチェーンゲーム「Isekai Saga」
『Isekai Saga』は、NFTコレクション「Isekai Anime Characters」から派生した、プレイヤーがFragments(NFT)を奪い合うフルオンチェーンゲームです。ゲームをプレイするには、冒険者キャラクター(NFT)が3人以上必要です。v1は、2022年初夏にリリース予定。
▼Isekai Saga 公式Discord
https://discord.com/invite/isekaibattle
NFT技術は、ゲームやアート以外にもさまざまな方法で活用されています。テクノロジーの進化で可能性が広がる「フルオンチェーン」を活かしたNFTの事例が、これからますます登場してきそうです。
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