いま最先端の技術としてNFTが注目されています。NFTの代表的なジャンルで思い浮かぶのは、イラストなどのアートNFTです。日本のアートNFT先駆者「おにぎりまん」の名前を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。今回は日本のトップNFTクリエイター・おにぎりまんをご紹介します。
おにぎりまん基本情報
メガネとインナーカラーをつけて、と pic.twitter.com/50PRotoBss
— おにぎりまん⛩🍙⛩️onigiriman1998 (@onigiriman1998) September 18, 2022
おにぎりまんさんは、日本のNFTコレクションを代表するクリエイターです。代表作のNFTコレクション「onigiriman’s cute girl Collection」はOpenSeaで販売されています。
ポップでカラフルな色づかいのイラストが特徴で「かわいい女の子が描かれているNFTコレクション」の先駆者として有名です。最近は少し色っぽい雰囲気のガールズイラストが人気を集めています。
クリエイターネーム | おにぎりまん |
代表コレクション(OpenSea) | onigiriman’s cute girl Collection |
代表コレクション(Tofu NFT) | Tokyo Pop Girls Collection |
公式Twitter | https://twitter.com/onigiriman1998 |
公式Instagram | https://www.instagram.com/onigiriman_2020/ |
おにぎりまんさんの名前は、学生時代に坊主頭で「おにぎり」というニックネームだったことに由来します。
昔からイラストを描くのが好きでしたが、女の子の絵が苦手で周囲からは不評だったのだとか。それが悔しくて猛練習した結果、現在の人気コレクションにつながったそうです。
おにぎりまんNFT進出のきっかけ
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(引用画像:おにぎりまんInstagram)
おにぎりまんさんは、日本でNFTが注目される前からイラストレーターとして活動していました。Instagramでイラストを発表していて、それが現在のNFT作品の土台となっています。
2017年頃、Twitterなどで仮想通貨界隈の人と交流して活動するなかで、NFTアートに出会いました。当時はご自身も仮想通貨を少し運用していたそうです。
2021年3月から、NFTマーケットプレイスの「Rarible」でNFTアートを発売したものの、最初の2か月は1、2枚ほどしか売れませんでした。
しかし、2021年8月頃に転機が訪れます。おにぎりまんさんのNFTアートが某インフルエンサーに褒められたことをきっかけに、注目されるようになりました。
2021年9月からは、有名なNFTプラットフォーム「OpenSea」でもNFTアートを販売開始します。すると、出品した作品があっという間に売れてしまいました。この半年ほどでおにぎりまんさんは、まさに日本トップのNFTクリエイターとなったのです。
おにぎりまんのNFTの特徴
おにぎりまんの代名詞的な存在「にぎちゃん」
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(引用画像:おにぎりまんInstagram)
おにぎりまんさんの描くガールズイラストは、ポップでかわいらしい女の子が特徴です。カラフルでおしゃれな作風が人気の秘密となっています。
どの絵を見ても、一目でおにぎりまんさんの作品とわかるのも、売れている理由でしょう。最近は、少し色っぽい作品やツンデレな女の子のNFTアートが人気を集めています。
そのなかでも、特に代表的なのが「onigiriman’s cute girl Collection」にもたびたび登場する女の子、ニギちゃんです。ニギちゃんは、おにぎりまんさんのNFTアートの代名詞的な存在となっています。
ニギちゃんの本名は「賑崎 結(にぎさき ゆい)」。年齢は19歳です。ニギちゃんが着ているパーカーは、よく見るとダサカワイイ「おにぎりモチーフ」になっています。
おにぎりまんのNFT①「onigiriman’s cute girl Collection」
(引用画像:OpenSea)
おにぎりまんさんの代表的なNFTコレクションはOpenSeaで展開している「onigiriman’s cute girl Collection」です。2021年の9月から販売を開始しました。
ニューヨークを拠点とする世界最大手のNFTマーケットプレイス「OpenSea」で、おにぎりまんさんの作品は人気を集めています。現在の総取引高は321ETH、日本円に換算すると6,700万円になります。(2022年9月現在は1ETH21万円)
OpenSeaに出品したNFT作品数は全部で317点(2022年9月現在)。現在購入できるのは30点ほどですが、人気が高くほとんどの作品が0.6ETH以上の価格です。現在購入できるなかで最高価格のNFTは、なんと6ETH。日本円に換算して120万円以上ですから、大変な価値がありますね。
おにぎりまんのNFT②「Tokyo Pop Girls Collection (TPGC)」
(引用画像:Tofu NFT)
おにぎりまんさんは、2021年12月3日に「Tofu NFT」でも「Tokyo Pop Girls Collection (TPGC)」というNFTコレクションを発売しました。
Tofu NFTは日本発のプラットフォームですが、先に海外向けに展開してから日本に逆輸入されています。
Tofu NFTで発売した「Tokyo Pop Girls Collection (TPGC)」は3000点限定のコレクティブルNFTなのですが、20時の販売開始からわずか4時間で一気に完売してしまいました。
一晩で完売した600BNB分を日本円に換算すると、当時の価格で合計4,000万円になります。たった一晩で4,000万円分のNFTを売り上げるという、おにぎりまんさんの人気のすさまじさがわかるエピソードです。
「Tokyo Pop Girls Collection (TPGC)」は、現在でもTofu NFTで購入できます。OpenSeaのコレクションにくらべると手が届きやすい価格のため、気になる方は手に入れてみてはいかがでしょうか。