NFTを用いたメタバースが注目されている3つの理由
NFTを用いたメタバースがどうして注目されているのか、疑問に思っている方も多いでしょう。
NFTを用いたメタバースは近い将来、巨大市場に発展する可能性があります。すでに大企業がメタバースの開発に着手するなど、世界中でメタバース開発に向けた動きが活発化しているからです。
ここでは、NFTを用いたメタバースが注目される主な3つの理由について詳しく解説します。
1.Metaなど多くの企業が参入を始めている
ブロックチェーンやNFTを用いたメタバースは、今後数兆ドル規模の巨大産業に成長する可能性があるとされています。そのような将来性を見込んで、すでにさまざまな業種の企業が参入を始めています。
中でもメタバースの開発に積極的なのは、Meta(旧Facebook)です。FacebookからMetaに社名を変更しただけでなく、メタバースの開発へ多額の資金を投入するなど、Metaの動きに世界中が注目しています。
日本ではアソビシステム株式会社がIT企業と提携して、メタバース上に都市を作るプロジェクトを進めています。このプロジェクトは「MetaTokyo(メタトーキョー)」と名付けられており、NFTを活用したデジタル文化輸出などが行われる予定です。
メタバースには現実世界のような国境や法則がなく、自由な市場としての魅力が高いため、今後も多くの企業の新規参入が加速していくでしょう。
参考記事:Facebookが投資するメタバースとは?社名変更など戦略を解説
2.投資対象として人気が高まっている
ブロックチェーンで構築されたメタバースや、NFTを用いたメタバースは、新たな投資対象として多くの投資家から注目を集めています。
メタバースの基盤であるブロックチェーンの基軸通貨に投資するだけでなく、NFTに対する投資やメタバースの開発プロジェクトへの投資も活発化しています。
これらの投資が継続して行われれば、開発企業の資金効率も上がり、メタバースがより身近な存在に発展していくでしょう。
3.NFT業界・仮想通貨でバブルが起きている
2018年あたりから日本でも仮想通貨の人気が出始め、徐々にトレーダーが増えていきました。近年は一般ユーザーによるNFT作成などで仮想通貨の注目が集まり、バブル状態が続いています。
また、ゲーム業界でNFT化による収益化が盛んになり、本来トレードに興味がなかったユーザーが参入する事態が起きています。このようなNFT業界・仮想通貨業界のバブルも、メタバースが注目される理由の一つです。