ビジョンベースARを利用した4つのスマホアプリ
ビジョンベースARを利用した代表的なアプリに次の4つが挙げられます。
- IKEA Place
- 【AR】T Museum
- SNOW
- Measure
一般的に知られているアプリや大手メーカーが提供しているアプリなど、多くのアプリでビジョンベースARが利用されています。ここでは、ビジョンベースARを利用した代表的なアプリの特徴を、詳しく紹介します。
1.家具を仮想的に配置「IKEA Place」
「IKEA Place」は家具を仮想的に配置できるアプリです。スウェーデンから生まれた世界的な家具メーカーの「IKEA」が提供しています。
スマホカメラを介すことで、自宅やオフィスなど家具を配置したい場所を認識させ、アプリ内で家具を仮想的に配置することが可能です。実際に家具を配置した雰囲気やサイズ感などが確認できます。
なお、ARで家具配置をシミュレーションするメリットなどは、次のページで詳しく解説していますのでぜひ参考にしてみてください。
関連記事:ARで家具を配置できる!おすすめシミュレーションアプリ6選|NuxR
2.芸術作品を展示「【AR】T Museum」
「【AR】T Museum」は、芸術作品を好きな場所に展示できるアプリです。アメリカのCuseum社が提供しています。
新型コロナウイルスの大流行がきっかけとなり、多くのミュージアムで収蔵する芸術作品がインターネット上で無料閲覧できるようになりました。その公開された芸術作品のデータを活用しているのが【AR】T Museumです。
【AR】T Museumを活用することで、自身の部屋の好きな場所にダヴィンチやゴッホなどの芸術作品をAR展示できます。
3.顔を自由に加工「SNOW」
「SNOW」は顔を自由に加工できる自撮りスマホアプリです。現在はさまざまなARアプリがありますが「SNOW」は若者の間で流行った最初のARアプリといってもよいでしょう。
ARは顔認証機能を使用しており、メイクをはじめスタンプ挿入や顔交換、変顔、面白加工など、さまざまな機能があります。以前に大流行したプリクラのような感覚で使用できます。
4.長さや角度を計測「Measure」
「Measure」はGoogleが提供している、長さや角度を計測できるアプリです。使用方法は非常に簡単で、アプリの起動後に指示に沿ってスマホを動かすだけです。
空間認識が終了した後に、計測したいものの両端にそれぞれ始点と終点をセットすれば、おおまかな距離が計測されて表示されます。家具の大きさなどをはじめ、さまざまな長さを計測できるアプリです。