ZOZOTOWNでコスメを試せる「ARメイク」がスタート

written by結木千尋

AI・AR技術でECでもコスメの試用を。ZOZOTOWNで「ARメイク」がサービス開始に

ファッション通販サイト『ZOZOTOWN』で、AIとARの技術を活用し、バーチャルにメイクアップアイテムを試せる機能『ARメイク』がサービス開始となりました。

同機能は、主に美容・ファッション業界に向けてデジタルソリューションを提供するパーフェクト株式会社との協力で実現したもの。ユーザーはZOZOTOWN内のコスメ専門モール『ZOZOCOSME』にある21ブランドのコスメアイテムを、まるで実店舗でテスターを使うかのように試すことが可能となります。

同サイトを運営する株式会社ZOZOは『ARメイク』の導入について、「商品を直接手に取ることができないECにおいて、気になるコスメアイテムを自宅で気軽にお試しいただくことで、より安心で楽しいお買い物体験を提供」できるとしています。同社は今後も、経営戦略「MORE FASHION ✕ FASHION TECH」を推進し、企業理念である「世界中をカッコよく、世界中に笑顔を。」の実現に向けて、より楽しく便利にご利用いただけるようサービスを続けていくとのこと。XRの分野が成長・浸透するにつれ、曖昧となっていく実店舗とECの境界。私たちの暮らしはさらに便利なものとなっていきそうです。

『ARメイク』サービス概要

名称 :ARメイク

対応ブランド数:21ブランド(※)
主な対応ブランド:DIOR、Estee Lauder、BOBBI BROWN、ETVOS、Celvoke、to/one、SNIDEL BEAUTY、MARY QUANT、ORBIS、OSAJI、Amplitude、ESPRIQUE、A’pieu、MISSHA、MAQuillAGE、MAJOLICA MAJORCA、INTEGRATE、COFFRET D’OR、MiMC、rms beautyなど(※)

対応アイテム数 :677SKU(※)
対応アイテム :アイシャドウ、リップ(※)

特設ページURL:https://zozo.jp/armakeup/

「ARメイク」の利用には、ZOZOTOWNアプリのダウンロードが必要です。ブラウザには対応しておりません。

※対応ブランド、アイテムのラインアップは4月5日時点の内容。今後は随時、拡充予定。

『ARメイク』の特長

商品詳細ページからワンタップで「ARメイク」を起動でき、簡単な操作で自分の顔にバーチャルメイクができます。画面下部の「カラーチップエリア」でワンタップでのカラーの切り替えや、「ARメイク」画面下部の「カートに入れる」ボタンからそのままアイテム購入に進むことも可能です。また、メイクの濃淡調整やメイクのON/OFF切り替え機能により、実際にコスメアイテムを使用した際の色感やテクスチャーをイメージしていただけます。

『ARメイク』の利用方法

zozotown・ARメイク

① ZOZOTOWNアプリ上の「ARメイク」対応アイテム商品詳細ページ右上の「ARメイク」ボタンをタップ
②「ARメイク」画面が起動

ZOZOCOSME(ゾゾコスメ)について

「ZOZOCOSME」は、コスメ専門モールとして2021年3月18日にZOZOTOWN上にオープンし、現在600以上の厳選ブランドによる豊富なコスメアイテムを取り揃えています。コスメに特化した便利な検索UIで、ブランド名やアイテム名による検索だけでなく、好みや悩みによる絞り込み検索も充実しているほか、現在「ZOZOCOSME」で取り扱う「ファンデーション」の一部は、ZOZOが独自開発したフェイスカラー計測ツール「ZOZOGLASS」に対応しています。「自分の肌の色」に近いファンデーションの候補が表示されることで、ECにおけるコスメ購入時の課題である「色選び」に関する不安や悩みを解消します。

URL:https://zozo.jp/zozocosme/

パーフェクト株式会社について

パーフェクト株式会社

パーフェクト株式会社は現在、台湾(本社)、日本、アメリカ、ヨーロッパ、中国、インドに拠点を構え、ARビューティアプリ「YouCam メイク」を筆頭に、累計9億ダウンロードを超えるビューティーアプリシリーズの開発と、コスメブランドやファッションブランド、小売店向けに高度な顔認証技術とAI技術を利用して開発したメイクやアクセサリーのバーチャル体験をサービスとして提供する企業です。ビューティーとテクノロジー、ファッションとテクノロジーを融合させ、今までにない形で消費者とブランドを繋ぐプラットフォームを構築しています。現在410以上のコスメブランド等をパートナーとして迎え、10万を超えるコスメ商品を60か国以上で展開。お客様に寄り添った形でよりストレスが少なく、快適な購買体験をお楽しみ頂ける環境提供のサポートをしています。

written by

結木千尋

ユウキチヒロ。フリーライター・インタビュアー。 関心事はサブカルチャー(音楽・映画など)。 AORとミニシアター系の邦画が大好物。 グリーンカレーの海で溺れたい。