日本語対応のおすすめNFTゲームを紹介!日本発の「play to earn」3選

written byウィリー

ゲームで遊びながら仮想通貨が稼げる「play to earn (P2E)」。

「何か面白いゲームがあれば実際にプレイしてみて稼いでみたい」、と思っている人も増えているのではないでしょうか。

しかし、NFTゲームは海外のタイトルも多く、英語表記であることも珍しくないため、中々手を出せない人もいるはずです。

そこで、今回は日本の企業から発信されている「日本発のNFTゲーム」を紹介します。

日本の企業から発表されているNFTゲームなら日本語にも対応しているので、英語が苦手な人も一般的なゲーム同様に楽しめるでしょう。

My Crypto Heroes(マイクリプトヒーローズ)

ジャンル MMORPG
運営企業 doublejump.tokyo
リリース 2018年
トークン MCHC・GUM
公式HP https://www.mycryptoheroes.net/ja

My Crypto Heroes(マイクリプトヒーローズ)は、「doublejump.tokyo」から提供されている「MMORPG」です。

ゲーム内では、織田信長やナポレオン、三国志の武将など歴史上のヒーロー(偉人)を育成し、クエストやバトルを行うことで入手できるアイテムや、育成したキャラクターを売却することでトークンを稼ぐことができます。

また、「オリジナルエクステンション」と呼ばれる、ごくまれに入手できるアイテムをNFTマーケットプレイスである「OpenSea」で売却することで、ETH(イーサリアム)を稼ぐことも可能です。

その他にも、My Crypto Heroesには「アートエディット」と呼ばれる機能があり、保有するヒーローのNFT画像を作成することができます。

https://twitter.com/mycryptoheroes/status/1037225264189566976?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1037225264189566976%7Ctwgr%5E174ba181449663ebae2b0cac71a3ae6e81d043c6%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Fdappsmarket.net%2Fblockchaingame%2Fmycryptoheroes%2Fartedit%2F

自身が作成したアートにLIKE(いいね)がつけば、その数に応じたトークンが付与されるなど、様々な稼ぎ方が提供されており、遊ぶという面でも、稼ぐという面でも楽しめる、まさに「play to earn (P2E)」代表格のゲームと言えるでしょう。

My Crypto Heroesは2018年11月30日の正式サービス開始初日より、イーサリアムベースのNFT(ブロックチェーン)ゲームとして、取引高・取引量・DAUで世界1位を記録しており、2018年末には業界初となるTVCMも放映されています。

2022年にはヒーローのレンタル機能などが実装されており、2023年現在も人気が衰えることはなく、日本発のタイトルですが「世界No.1のNFTゲーム」という声も少なくありません。

NFTゲームで遊んでみたいという人や、歴史好きの人は1度My Crypto Heroesをプレイしてみてはいかがでしょうか。

CryptoSpells(クリプトスペルズ)

Crypto Spells メイン画像
ジャンル NFTトレーディングカードゲーム
運営企業 Crypto Games株式会社
リリース 2019年
トークン MCHC
公式HP https://en.cryptospells.jp/

CryptoSpells(クリプトスペルズ)は、「Crypto Games株式会社」から提供されているNFTカードを用いたバトルやトレーディングを楽しむ、NFTトレーディングカードゲームです。

CryptoSpellsは、数種類に分類されるカードで作成したデッキを使ってバトルを行います。バトルは主に3つのモードに分かれており、それぞれコンピューターやランダムで選ばれた他のプレイヤー、指定したプレイヤーとバトルすることが可能です。バトルを行うことでプレイヤーレベルがアップし、レベルアップの際に入手できる「採掘チケット」を使用することで新規カードが入手できます。

また、CryptoSpellsではゲーム内で手に入るカード発行権を使用することで、自ら考案したオリジナルカードを作成できます。

ゲーム内での採掘やトレーディングで入手したカード、作成したオリジナルカードはゲーム内外のマーケットを通して自由に取引することが可能です。そして、各カードの発行枚数、所有者、取引履歴はブロックチェーン上に記録されているので、カードの「希少性(世界に何枚あるカードなのか)」を証明することができ、希少性が証明されたNFTカードは、資産的な価値を持つことになるでしょう。

実際、発行上限が9枚の「大天使 フリッカ」が、トレカ専用取引アプリの「magi」で980,000円の高額で取引された実績もあり、2023年1月現在も希少価値があるカードは10万円前後の高額で取引されています。

もちろん、CryptoSpellsで使用するカードについた資産価値は、ゲーム側ではなく全てユーザーに属する仕組みです。

さらに、CryptoSpellsで入手したカードは、NFTコンバーターを通じて「My Crypto Heroes」などの他のブロックチェーンゲームで使用することもできます。今後も、複数のブロックチェーンゲーム(Dappsゲーム)とコラボが行われることが予定されているなど、ついにゲームのタイトルという垣根がなくなってきた例とも言えるでしょう。

ちなみに、CryptoSpellsではデイリーミッションをクリアすると「MCHC」というトークンが付与されるのですが、「MCHC」はMy Crypto Heroesのガバナンストークンなので、My Crypto Heroesでも使用することが可能です。

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ウィリー

NFT、仮想通貨、投資信託の記事を書くことが多く、現在は東証プライム企業でも執筆中です。   自身でも暗号資産やNFT、米国株式を中心に、幅広く投資を行っている経験から金融領域の仕組みやリスクなど、俯瞰的に分かりやすく解説することを心掛けております。