Web3上の分散型SNSアプリを提供するAvacus株式会社(名古屋市)は、2023年2月より世界的にも業界初となる広告配信サービス「Avacus Connect」を全世界で提供開始することを発表しました。
ブロックチェーン上の非代替性トークン(以下、NFT)保有者に対して、同社提供SNSアプリ「Avacus.app」内にてリワード広告の配信が可能になるとのことです。配信されるメッセージにはトークンやNFTの添付が可能、受け取って読んだユーザーは報酬を獲得できます。
NFT保有者は広告受信で報酬を獲得できる(Ad To Earn)
「Avacus Connect」は、EthereumやBNB Smart Chain、Polygonなどのブロックチェーンネットワーク上の分散型アプリ(DApps)として提供、NFT発行者(コントラクトオーナー)は、NFT保有者へのリワード広告を募集できるほか、広告配信者は配信対象のNFT保有者に対してリワード広告が送信できます。
NFT保有者は、広告を受信することで、広告配信者が設定したトークン(ERC20、ERC721、ERC1155)を報酬として受け取ることができる「Ad To Earn」を提供。広告の受信を希望しないNFT保有者は、配信停止のオプトアウト設定も可能です。
Avacus株式会社が2021年10月から提供するスマートフォン向けアプリ「Avacus.app」は、マルチチェーン対応のモバイルウォレット、DAppsブラウザをベースに次世代Web3SNSが実装されており、暗号資産の初心者にも簡単に使えるように設計されています。
同社のTwitterでは、「SNSはまだ個別のチャットとグループチャットだけですが、今後アプリの中でオープンチャットだったり、DAOの作成機能やそれを運営するWeb3.0版Discordを実装し、Avacus.appの中に一つの社会を創り出したい」と語っています。
公式サイト: https://avacus.cc
Twitter: https://twitter.com/Avacus_official