今年で5周年を迎える世界最大級のVRイベント「バーチャルマーケット2023 Summer」が7月30日まで開催されます。通算10回目の開催となるこの回では、新たな試みとして東京・秋葉原でのリアルイベントの開催も予定されています。
今回は出展・協力企業、IP、アーティストが総勢70組を超え、今回初出展となる日清食品は「カップヌードル」をモチーフにした工場見学体験やオリジナル脱出アクションゲームを大型ブースで展開。また、同じく初出展のキヤノンマーケティングジャパンは、キヤノン初のVRレンズ「DUAL FISHEYE」の世界観を体験できる立体視映像コンテンツや記念撮影スポットを提供するとしています。その他、湖池屋、西日本鉄道、RKB毎日放送など、これまでバーチャルマーケットに出展したことのない企業も新規で参加しています。
メタバース会場は「VRChat会場」「Webブラウザ会場」「Quest版VRChat」の3会場が入場無料で提供されており、VRゴーグルを持っていない方でも参加が可能です。バーチャルマーケットでは、一般サークルが出展する「一般ワールド」と「企業ワールド」に分かれており、それぞれの会場で参加できるワールドが異なっているため、公式サイトの「カタログ」や「来場方法」のページより参加したいワールドと閲覧環境を事前に確認することをおすすめします。
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7月末には初のリアルイベント「バーチャルマーケット2023リアルinアキバ」も開催予定
イベントの締めくくりとして、バーチャルマーケット史上初のリアルイベント「バーチャルマーケット2023リアルinアキバ」が7月29日から30日の2日間にわたって開催予定です。東京・秋葉原の「ベルサール秋葉原」をメイン会場に、1Fではバーチャル空間と連動したゲームや出展企業のブース、記念撮影ができる巨大フォトスポット、物販コーナーなどが展開されます。B1Fでは、リアルとバーチャルで活躍する次世代クリエイターによる展示や、VR内で活動するコミュニティとのコラボ展示が行われるほか、特設ステージでは人気声優や芸能人、VTuberの登場も予定。また、会場周辺にある「HUB秋葉原店」「秋葉原エンタス」などでもコラボが開催されるなど、5年の節目を彩る一大イベントになりそうです。
リアル会場の入場料はメタバース空間同様に無料。現実世界とバーチャル世界を行き来しながら、テクノロジーの進歩が現在のエンターテインメントをどのように豊かにしているかを実感できるかもしれません。
>>「バーチャルマーケット2023 Summer」公式サイト
>>「バーチャルマーケット2023リアルinアキバ」公式サイト
https://twitter.com/VketReal/status/1658700723541143552