LINE bot「AIイラストくん」が、招待制から全ユーザーが利用可能になる形式に移行したと発表しています。
「AIイラストくん」は、画像生成AI”Stable Diffusion”の技術を用いて、LINE上のやりとりで手軽にイラストを生成できるサービスとして知られ、もともと招待制であったこのサービスは、リリースから約1ヶ月で登録者数が9.6万人を突破。その人気はTwitter上でも確認でき、ユーザーからの招待コードの要求が相次ぐ現象も見受けられました。
これまで「Stable Diffusion」を使った高品質なイラストの生成には、高スペックなパソコンや専門知識が必要でしたが、「AIイラストくん」の登場でその手間やコストが大幅に軽減されると期待されています。加えて、「AIイラストくん」でのイラスト生成時のプロンプトは日本語での指示が可能なため、より直感的な指示が可能になりそうです。
「AIイラストくん」の利用方法
AIイラストくん公式LINEアカウント「https://lin.ee/fAofCMN」より友だち追加をおこない、ジャンルを選択後、生成したい画像を日本語で指示するだけ。また、LINEだけでなく、スマートフォン向けの専用アプリも提供されており、iOS、Androidともに対応しています。
なお、今回のリリースからは、利用回数に応じた各種プランを提供するとして、1日3回までの利用が可能な無料プラン、1日30枚までが月1,980円のライトプラン、そして回数無制限が月6,980円のプロプランと、ユーザーのニーズに合わせた選択が可能となっています。
現在は「イラスト」「人物」「風景」の3つのジャンルに特化した学習モデルが用意されており、今後は対応ジャンルの増加が予定されているとのことで、より広範なイラスト生成に期待が持たれます。また、「AIイラストくん」で生成される画像は商用利用も可能で、個人的な楽しみだけでなく、クリエイティブ制作の現場における新たな選択肢としても活用できそうです。
iOS:https://itunes.apple.com/jp/app/id1668296749
Android:https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.chatGptApp