ANAがNFT事業に参入し、「ANA GranWhale NFT MarketPlace」を2023年5月30日に公開しました。エアライングループが自社のNFTマーケットプレイスを立ち上げるのは世界初とし、ANAグループは、航空業界におけるNFTの活用により、顧客との新たなつながりを生み出すことを目指すとしています。
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— ANA GranWhale【公式】 (@ANA_GranWhale) May 30, 2023
ANA NFTの商品第1弾は、航空写真家のルーク・オザワによる初のデジタル写真を販売。洗浄中の機体の姿、B747の初日の出フライトなど、目を見張るシーンがNFT化されています。それぞれ価格は10万円（税込）で販売中で、一部の商品にはオークション形式の販売が採用されます。さらに、2023年6月7日より始まる第2弾の販売では、ボーイング787初号機の特別塗装機と当時のデザイン案として検討されていた幻のデザインを3DモデルにしたNFTが販売される予定です。こちらの価格は未定となりますが、航空機ファン垂涎の貴重なアイテムとなるでしょう。
事業者登録で自身の作品をNFTにして販売可能、二次販売も
「ANA GranWhale NFT MarketPlace」への事業者登録により、アーティストやクリエイターは自身の作品をNFTとして出品することができます。現在販売中のクリエイター作品は、航空写真家のルーク・オザワのほか、日本人エアラインパイロットが立ち上げたNFTプロジェクト「Airbits」、「清家 拓 Photo NFT Collection」の作品も販売されています。また、購入したNFT作品は二次販売が可能です。
決済方法はクレジットカード決済に対応。クレジットカード決済を採用することで、ユーザーが気軽にNFTを購入できる環境を作るのが狙いです。
このあとのANAグループの動きとして、日本各地の特産品などをNFT商品化する展開を視野に入れ、「ANA GranWhale NFT MarketPlace」を通じて地域や海外を含めた顧客体験の価値向上を目指していく方針です。今後は2023年3月にクローズドβテストが実施されたバーチャルトラベルプラットフォーム「ANA GranWhale」との連携も期待されます。
