スマートグラスの代表的な4つの製品
スマートグラスの代表的な製品は「Glass Enterprise Edition 2」「MOVERIO Pro BT-2000」「Focals」「Bose Frames Tempo」の4つです。ARは運輸業や建築業などの業務効率を高める技術として、導入企業が増えています。
1.Glass Enterprise Edition 2
「Glass Enterprise Edition 2」は、Googleが開発・提供する「Google Glass」の2世代目のデバイスです。メガネのレンズにデジタル情報が表示される仕様になっており、業務のアシストを目的として開発されました。
主に、工場や建設現場で広く利用されており、マニュアルやツールなどをハンズフリーでアクセスして、情報を閲覧できます。
Google 「Glass Enterprise Edition 2」/NTT docomo
2.MOVERIO Pro BT-2000
「MOVERIO Pro BT-2000」は、エプソンが開発・提供している業務用のスマートグラスです。形状を両眼シースルータイプにするなど、作業効率化を高めるためにさまざまな工夫が施されています。
「MOVERIO Pro BT-2000」を導入した結果、多くの企業で業務の効率化を成功させています。「円滑な連携が取れるようになった」と、現場からの評価も高いデバイスだそうです。
3.Focals
「Focals」は、カナダの企業であるNorthが開発・提供しているスマートグラスです。普段使いにも対応しているスマートグラスで、一般的なメガネに近い形状をしています。
指輪の形状をした「Loop」と呼ばれるコントローラーで操作することで、スマートフォンでもメール確認などが可能です。網膜に映像を投影する「網膜投影方式」を採用しており、視力を矯正することなく、鮮明な映像が閲覧できます。
4.Bose Frames Tempo
「Bose Frames Tempo」は、スピーカーの大手メーカーである「Bose」が開発・提供しているスマートグラスです。こちらも普段使いに対応しているスマートグラスで、ランニングなど激しい運動を行っている途中でも、高品質な音声の再生を維持できます。
重量は50gと軽量。素材は水に強いシリコンを採用しており、汗をかいても問題なく使用できます。