近年、「e-Sports」という言葉を聞く機会が増えてきましたが、日本では2018年~2019年頃「e-Sports元年」と呼ばれ、注目され始めたのはここ数年のことです。
e-Sportsと聞いて皆さんは、コントローラーを持って、ディスプレイを見ながらプレイするスタイルを想像する方が多いでしょう。しかし、近年人気を集めているe-Sportsに、フィジカルe-Sportsという分野があるのをご存じでしょうか。
この記事では、新しい形のe-SportsであるARスポーツ「HADO」の魅力と2022年までの「HADO」の大きなニュースを紹介いたします。
新たな形のe-Sports・ARスポーツ「HADO(ハドー)」とは?
一般社団法人日本eスポーツ連合(JeSU)はe-Sportsを次のように定義しています。
「eスポーツ(esports)」とは、「エレクトロニック・スポーツ」の略で、広義には、電子機器を用いて行う娯楽、競技、スポーツ全般を指す言葉であり、コンピューターゲーム、ビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技として捉える際の名称です。
今、e-Sportsに新たな形の競技が追加されようとしています。
株式会社meleapが提供するテクノスポーツ「HADO」は、HADOゴーグルと呼ばれるARヘッドマウントディスプレイと腕にアームセンサーを装着して、80秒間の制限時間内で闘うフィジカルe-Sportsです。
3対3のチームでエナジーボールという攻撃を放ち、敵のライフを削ってポイントを稼ぎます。80秒の試合終了後、ポイントが多いチームが勝ちになります。同点の場合は、1点先取の延長戦になります。
現在39カ国以上の国々でプレイができ、世界で210万人以上の人が「HADO」を体験しています。(2022年6月時点)
今回紹介するARスポーツ「HADO」を展開する株式会社meleapは、2019年に一般社団法人日本eスポーツ連合(JeSU)に加盟しました。
現在国内外で活躍できる選手の育成や地位の向上を目的とした、HADOプレイヤーへのプロライセンス発行に関しても協議を進めているとのことです。
▼公式サイトARスポーツ「HADO」
HADO|BEYOND SPORTS (hado-official.com)
HADOの操作方法
(引用画像:HADO 公式サイト)
ATTACK
・エナジーボール
エナジーボールを放ち、相手のライフを撃ち抜きます。エナジーボールを放つには、ゲージをためる必要があります。ゲージをためると、最大5発のエナジーボールを放つことができます。
DEFENCE
・回避
ライフは自身が装着しているヘッドマウントディスプレイと連動しています。体移動やしゃがむ動作を行ない、敵のエナジーボールを回避しましょう。
・シールド
シールドゲージをためて発現すると、エナジーボールを防ぐシールドが発動します。
パラメーターカスタマイズ
(引用画像:HADO 公式サイト)
試合開始前に腕についているアームセンサーの性能をカスタマイズすることが可能です。
エナジーボールとシールドにポイントを振り分けることによって、性能をカスタマイズできます。
振り分けられるスキルは、下記の4パラメーターになります。
パラメーター
- エナジーボールのスピード
- エナジーボールのサイズ
- エナジーボールの弾数
- シールドの枚数
各パラメーターは、1ポイントずつ振り分けられています。残り6ポイントを自身のプレイスタイルに合ったパタメータに振り分けることができます。(各パラメーターのポイント合計値が10ポイントになるように設定します)