運転支援から自動車製造まで!自動車産業におけるARの活用事例5選

written byNuxR編集部

自動車×ARの海外活用事例

海外の自動車メーカーもまた、自動車の分野でARの活用を展開しています。そこで、世界を代表する海外の自動車メーカーのユニークな取り組みを見ていきましょう。

ポルシェ

ドイツの自動車メーカーのポルシェは、AR技術を導入した「ポルシェARビジュアライザーアプリ」を開発しました。スマートフォンにアプリをダウンロードすると、ポルシェ車のコンフィギュレータを3Dで見ることができ、自分好みにボディカラーやホイールをカスタマイズ可能。ポルシェ車を自宅のガレージなどに仮想的に配置し鑑賞したり、写真に撮ったりできます。

また外見だけではわからない機能を確認したり、車両を仮想的に運転できるインタラクティブドライビングモードで、購入前の参考にしたりできるでしょう。

BMW

ドイツの自動車メーカーのBMWは、米国で開催されたCES 2020で未来の自動運転車のコンセプト「BMW iインタラクションEASE」を発表しました。BMW iインタラクションEASEには、乗員の視線を追跡して、その意図を理解する人工知能(AI)が搭載されています。

例えば、視線の先にレストランがあると、フロントガラスの幅全体に配置されたパノラマヘッドアップディスプレイにそのレストランに関する情報が表示されます。

HUDは「エクスプロー」「エンターテインメント」「イーズ」の3つのモードがあり「エクスプロ―」は先述したとおりです。エンターテインメントモードではサイドガラスがダーク化し、映画を鑑賞することが可能。イーズモードではサイドガラスを不透明にし、快適な音楽で落ち着いてリラックスできる空間へと車内を変身させます。

ARを自動車で体験してみよう

ARを自動車で体験してみよう

国内、海外問わず、自動車メーカーはARを活用した未来のコネクテッドカーの実現のため、研究・開発を続けています。ただし、市販車も多く揃っておらず試乗もなかなかできませんが、私たちがARを搭載した自動車を実際に使用できるまで普及するのはまだ少し先の話です。「ARを実際に体験してみたい!」という方は、最先端の技術の発表の場である展示会やイベントに実際に足を運び、自動車に搭載されたARを一歩先取りして体験してみましょう。

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