神保町を巡るAR謎解きゲーム『ある珈琲店からの挑戦状』

written by結木千尋

神保町を巡って謎を解く、周遊型AR謎解きゲーム『ある珈琲店からの挑戦状』が1月26日スタート

小学館とプレティア・テクノロジーズが提携し進める「ARタウン」プロジェクトから、第1弾企画『ある珈琲店からの挑戦状』がリリースされます。

「ARタウン」は「まちがもっと好きになる」をテーマに、IPや街が持つコンテンツと、AR技術を活用した“メディア化”によって、街の活性化を支援するプロジェクト。メディア開発・活用の知見を持つ小学館と、ARに関連する技術と知見を持つプレティアの業務提携によって、2021年10月にスタートしました。

第1弾企画となる『ある珈琲店からの挑戦状』は、AR技術を活用した謎解きゲームとなっていて、プレイヤーは自身のスマートフォンにインストールしたアプリを頼りに、舞台となる東京・神保町を巡ります。喫茶店や古本屋、カレー店、看板、公園など、街の至るところには、ゴールに近づくためのミッションが隠されています。「日常的な場所・物から生まれる謎を少しずつ解き明かしていく」それが、同企画の特徴です。スマートフォンを所有、かつ予約当日に神保町を訪れることができれば、誰でもプレイが可能。実施期間は2022年1月26日(水)から2022年3月31日(木)までで、価格は1回1,960円(税込)となっています。

プレスリリースによると、街を巡るこのゲームを通じて、プレイヤーがそれぞれ自分の好きなお店・場所などを見つけることで、街のファンや、地域活性化のきっかけが生まれる設計になっているとのこと。今後は他の地域でも、その土地の特徴を生かした形で体験を展開していく予定と、小学館・プレティアの両社は発表しています。

『ある珈琲店からの挑戦状』企画概要

実施期間:2022年1月26日(水)〜 2022年3月31日(木)
スタート時間:12:00~15:00

料金:1,960円(税込)/1回
体験時間:90~120分(時間制限なし)

アプリダウンロードURL
iOS
Android

※新型コロナウイルス感染拡大状況を考慮し、期間中の予約枠削減や休止の対応を取る可能性があります。

イントロダクション

ある珈琲店からの挑戦状

神保町に珈琲店をオープンしてから5年を迎えようとしています。
コーヒー文化が根付くこの街はコーヒーを中心に様々なものが紡ぎ合っています。
古書店、出版社、喫茶店、カレー店、万年筆店…
この街のすべてが私の仲間です。
私が大好きなこの街を、私の仲間たちを少し変わった視点で見てみてほしい。
そしてあなたも私の仲間になってほしい。
さあ、ちょっぴり不思議な神保町散策の入り口はこちらです。
神保町でお待ちしております。

by 珈琲店店主

プレイの流れ

1. アプリをダウンロード
2. 最初のミッションを解く
3. 日時を指定して予約&お支払い
4. 予約した時間に神保町を訪れてプレイ

制作者コメント

・プレティア・テクノロジーズ プロダクトマネージャー 鈴木太樹

プレティアが持つAR技術とスマートフォンならではの操作が織りなす、新しいカタチの謎解き体験が生まれました。
制限時間もゲームオーバーもない周遊体験は、訪れるたび神保町に詰まった魅力があなたを迎えてくれます。その場所にしか現れない様々なモノを “さわって味わう“ その体験は、将来風景が変わったとしても記憶に残り続けることでしょう。
この神保町を発端とし、今後も日本の各地、そしてゆくゆくは世界の各地に様々な体験が生まれることを期待しています。

・小学館 XR事業推進室室長 嶋野智紀

街に情報やエンタメを埋め込み、あるいは街そのものをコミュニケーションツールとすることで「街をメディア化」し、地域を活性化していく…そんな夢の実現のため、まずは弊社の地元・神保町から実証実験の第1弾を始めます。
ビルの壁画が動き出し、公園のオブジェが飛び回る! そんな不思議な謎を解きながら、気がつけば神保町という街をもっと知りたくなっている。そんなゲームを目指しました。ぜひ多くの方々に体験していただければと思います。


「ARタウン」プロジェクト公式サイト

『ある珈琲店からの挑戦状』公式サイト

written by

結木千尋

ユウキチヒロ。フリーライター・インタビュアー。 関心事はサブカルチャー(音楽・映画など)。 AORとミニシアター系の邦画が大好物。 グリーンカレーの海で溺れたい。