ゴミ拾いからデジタル資産へ、茅ヶ崎の花火大会で「Clean to Earn」キャンペーンを実施

written byNuxR編集部

2023年8月5日(土)に開催予定の「サザンビーチちがさき花火大会」に合わせて、ゴミ拾い体験を資産に変える「Clean to Earn」キャンペーンが行われます。この取り組みは、レヴィアス株式会社、ネイティブキャラバン株式会社、そして地元のアイスクリーム店「Plenty’s」の3社が連携し、地域の課題解決に挑みます。

Web3技術「アニカナ」を活用し、花火大会の後のゴミ拾い体験をデジタル資産に変換

茅ヶ崎市の夏の風物詩である「サザンビーチちがさき花火大会」では多くの人々が楽しむ一方で、イベント終了後には毎年大量のゴミが残されるという課題があり、これまで地元住民のボランティアなどによるビーチクリーン活動が行われてきました。今回のキャンペーンはこの課題に対する新たな解決策として、レヴィアス株式会社が開発した独自のブロックチェーン「アニカナ」を活用した「Clean to Earn」キャンペーンが実現したといいます。

キャンペーンへの参加方法は、「Plenty’s」茅ヶ崎本店にて商品を少なくとも1つ以上購入後、花火大会終了後のゴミ持ち帰りと周辺のゴミ拾いを行い、これらの活動を全て実施した上で商品購入時のレシートをキャンペーン専用サイトにアップロードして応募が完了となります。本キャンペーンの参加者の中から、抽選で29名に総額50万円相当のNFT生成権が贈られます。

応募可能期間は2023年8月5日(土)から8月8日(火)までとなっていますが、アップロード対象となるレシートは8月5日のものに限定されるとのこと。当選者にはキャンペーン終了後2週間以内にメールで通知があり、当選メールの指示に従ってNFTの発行手続きを行います。獲得したNFTは、必要に応じて売却し日本円に換金することも可能だそうです。

さらに、キャンペーンの一環として、「Plenty’s」店舗や茅ヶ崎南口などではゴミ袋が1,000枚配布される予定で、このゴミ袋はキャンペーン参加者だけでなく、キャンペーンに参加しない場合でも使用可能だそう。花火大会の開催に伴うゴミ問題の解決を目指すとともに、環境意識の向上にも一役買うこととなりそうです。

「Clean to Earn」は地域イベントやフェスティバルにおけるゴミ問題の新たな解決策、さらにはNFT技術の社会実装への一歩として、各地のお祭りやハロウィンイベント、登山といったさまざまな屋外活動への応用が期待されます。

>>公式サイト「茅ヶ崎の花火大会後の“ゴミ拾い体験”を資産にする「Clean to earn」

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