海外のNFT市場は冬の時代を迎えている中、日本で大きな盛り上がりを見せているNFTコレクションがあります。
その名も「CryptoNinja」、Web3.0時代の新しいIPライセンスを提供し、価値を高め続けています。
この記事では、「CryptoNinja」の魅力を解説し、直近の大きなプロジェクトであるアニメ化やゲーム化についての情報をまとめました。
CryptoNinjaの基本情報
「CryptoNinja」は、日本発のNFTコレクションです。そして「CryptoNinja」のコミュニティは「NinjaDAO」と呼ばれ、ここから毎日「CryptoNinja」のIPを活用した多くの二次創作作品が生まれています。
NFTコレクション | CryptoNinja |
コミュニティ | NinjaDAO |
プロデューサー | イケハヤ(@IHayato) |
デザイナー | Rii2(@rii2_4) |
コミュニティの始まり | 2021年9月20日 |
公式サイト | https://www.ninja-dao.com/ |
「CryptoNinja」のプロデューサーは、仮想通貨投資家でありインフルエンサーのイケハヤ氏です。NFTコレクションのデザイナーは、イラストレーターのRii2氏が担当しています。
2021年9月20日 CryptoNinjaの1体目「刃-Jin-」がOpenSeaに並びました。2022年8月末時点で、33人の忍者が登場しております。
CryptoNinjaの特徴
特徴①二次創作が活発
CryptoNinjaの特徴として、CC0(クリエイティブ・コモンズ・ゼロ)のIPライセンスである点です。
CC0(クリエイティブ・コモンズ・ゼロ)とは、作品を完全にパブリック・ドメインにおくことを可能とする形式です。
そのため商業利用する際もライセンスフィーを運営側に支払うことなく、CryptoNinjaのIPを利用することができます。
例えば、自分の好きな忍者のファンアートをNFTにして販売することも可能です。現在CryptoNinjaの3Dモデル、漫画、アニメ、絵本、グッズなど数多くの二次創作が生まれております。
クリエイターはCryptoNinjaの二次創作作品で稼ぐこともでき、運営にとってはCryptoNinjaの認知度を拡大し公式NFTのCryptoNinjaの価値を高めることができます。
CryptoNinjaは、クリエイターファーストのIPライセンスですが、両者にとってもWin-Winの関係を築けるIPライセンスなのです。
https://twitter.com/ihayato/status/1518891082767302656?s=21&t=oaGwHKsfjTJ-IW2GVTTlQw
ただし「CryptoNinja」を利用する上でのガイドラインがあります。ガイドラインを読んだうえで、「CryptoNinja」をご利用ください。
【禁止事項】
- CryptoNinjaのイメージを損なう内容
- 他者の権利を侵害する、または侵害するおそれのある内容
- CryptoNinjaの公式コンテンツであると誤解をまねく内容
- ファンアート作品を、その創作者に無断で再利用する行為
- その他過剰な性的表現や猟奇的な表現、特定の個人、団体、人種などを中傷する内容等、社会通念上著しく不適応だと判断される行為
【年間3000万円を超える収益が発生する場合】
CryptoNinjaを利用したビジネスは、「年商3000万円以内」までなら、無許可で自由に展開していただくことができます。
年商3000万円を超える事業については、原則的に許可制とさせていただいております。
事業規模が大きくなってきた段階、あるいは計画段階で、お気軽にご相談ください。
クリエイターファーストといってもみんなで使うIPです。ガイドラインを守って二次創作を楽しみましょう。
特徴②ゲーム化、アニメPV制作などのプロジェクトが進行中
CryptoNinjaの人気はとどまることを知りません。
2022年8月末時点でCryptoNinjaのIPを活用したゲーム化やアニメPV制作が決まっております。
ゲーム化、アニメ化については次の章で詳しく解説いたします。
特徴③熱狂するCryptoNinja公式コミュニティ「NinjaDAO」
CryptoNinjaの人気を支えるのは、コミュニティ「NinjaDAO」です。
クリエイターが主導するプロジェクトとして、次のようなプロジェクトが動いています。
- ジェネラティブ(CNP)
- クリプトリテラシー検定(CLE)
- メタバライブ
- Cluster事業部
- ニンジャ寺子屋
- にんじゃの絵本
- MMD部
など
ここに紹介しきれないほどの多くのプロジェクトが生まれ、進行しています。「CryptoNinja」が好きで、多くの方に魅力を伝えようと、コミュニティメンバーたちは日々活動しています。
ここでNinjaDAO内で活動しているプロジェクトの一部をご紹介いたします。
●メタバライブ
メタバライブのプロジェクトは、「音楽クリエイターが楽しく報われていく場を作りたい」という想いで、メタバース上の音楽ライブを運営しています。
Clusterというメタバースプラットフォームなどを使い、メタバース上にライブ会場をつくり上げ、定期的にライブを開催しています。
2022年1月の「第四回NINJA メタバライブ」には約2000名を動員し、人気が加速しているように感じられます。
メタバライブの運営メンバーは、新たな音楽ライブの形を日々追求しています。
https://twitter.com/DOZAN11/status/1482712993343602692?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1482712993343602692%7Ctwgr%5E76f4d7968a0be8807e447b1ceced0777eab9cec1%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Fawoahiru-nft.com%2Fninja-metaverse-live-4%2F
●ニンジャ寺子屋
ニンジャ寺子屋は、2022年4月3日に開校した子どもたちが「自分の好きなこと」や「学びたいこと」を学べる、メタバースの学校です。
英語などの基礎的な授業から、税理士の方がお話しするお金の話、アバター作成教室、現役漫画家さんにインタビューする会などユニークな授業も実施しています。
Clusterと呼ばれるメタバースプラットフォーム上にニンジャ寺子屋の学校を作り、講師と生徒たちはアバターを操作して授業に参加します。
そしてニンジャ寺子屋では「寺子屋NFT」を発行しており、これらの売り上げが講師の授業料やイベント運営費用に充てられています。
「自由な学び」を大人と子どもで作っていく、素敵な活動の今後に注目です。
(引用画像:ニンジャ寺子屋)
「CryptoNinja」アニメ化プロジェクト
web3.0時代のアニメ“制作”委員会『CryptoAnime Labs』が「CryptoNinja」のアニメ作品を制作しています。
『CryptoAnime Labs』は、次の企業が共同設立したアニメ制作会社です。
- 一般社団法人オタクコイン協会
- 株式会社ツクリエ
- 株式会社ファンワークス
- 合同会社日本の田舎は資本主義のフロンティアだ
- 株式会社THE BATTLE
『CryptoAnime Labs』の中でアニメPVのデザインを担当するのは、「映画すみっこぐらし」の制作を行った株式会社ファンワークスです。「映画すみっこぐらし」は、2019年と2021年に映画公開されており、現在Netflixでも配信している大人気コンテンツになっています。
▼参考 公式サイト「映画すみっこぐらし とびだす絵本とひみつのコ」
https://sumikkogurashi-movie.com/2019/
▼参考 公式サイト「映画すみっこぐらし 青い月夜のまほうのコ」
https://sumikkogurashi-movie.com/
そして2022年8月31日、「CryptoNinja」の正式タイトル、新着ビジュアル、メインスタッフが発表されました。
今シリーズの正式タイトルは「CRYPTONINJA 咲耶」。どんなアニメができるのか楽しみです。
(引用画像:PRTIMES)
監督は野中晶史(@noakitw)氏、脚本は細川徹(@toruhosokawa)氏が担当します。
近年の作品では、2021年に放映された「ダイナ荘びより」がおふたりの制作に携わった作品です。
▼参考 公式サイト「ダイナ荘びより」
https://dinosaur-biyori.com/
1/ ようやく発表できます!「CryptoNinja」アニメ化プロジェクトも進んできています。
web3時代のアニメ制作委員会『CryptoAnime Labs』で制作中のアニメ「CRYPTONINJA 咲耶」のビジュアル公開。”時代は現代。甲賀シティにはさまざまな忍者が忍んでいる”、"今を生きる、三人の忍者の日常(?)を描く" pic.twitter.com/3pWWKEbxyX— paji.eth (@paji_a) August 31, 2022
アニメのプロたちが制作する「CryptoNinja」は、どんな形になるのでしょうか、今後の発表に注目しましょう!
P2Eゲーム「CryptoNinja Party!」の紹介
CryptoNinjaのライセンスを使った、ゲームで遊んで仮想通貨を稼ぐ【Play to Earn】のNFTゲームが開発されています。
その名も「CryptoNinja Party!(CNPT)」
「CryptoNinja Party!」は自身が所有するゲーム用「NinjaNFT」を使って、ミニゲームで遊び仮想通貨を稼ぐゲームです。
(引用:HashGames)
2022年8月末時点では1stセールが終了し、2ndセールが始まっています。
1stセールでは、総額6000万円以上のNFTが完売し、人気多数のため抽選に当たった方のみ購入できました。
1stセールの抽選申込額は2億6000万円以上と「CryptoNinja Party!」の期待が感じられます。
2022年9月2日(金)20:00(JST)から9月5日(月)22:00(JST)は、RareランクのNFTの抽選受付を行っております。
気になる方は、「CryptoNinja Party!」公式サイトを調べてみましょう。
https://twitter.com/c_ninja_party/status/1551882182267809792
「CryptoNinja Party!」では、制作したゲームのプレイ回数などに応じて、ゲームクリエイターは報酬として、ゲーム内通貨の「EXP」や独自トークンを獲得することができるようになる予定です。また将来的には、ユーザーがゲーム制作に間接的に携わることで報酬を得られる「Create to Earn」システムも導入予定と発表されています。
「CryptoNinja」発の【Play to Earn】のNFTゲームに注目しましょう!
CryptoNinja まとめ
二次創作が可能な新しいIPコンテンツの楽しみ方ができる「CryptoNinja」ではクリエイターだけでなく、プロのアニメ製作陣も本気で楽しみながらコンテンツを作っています。
多くの方の熱量が今日の「CryptoNinja」の人気につながっているのでしょう。
気になる方は、「CryptoNinja」を調べてみたり、NinjaDAOを少しのぞいてみてはいかがでしょうか?