Kawaii SKULL氏のすごい点
筆者が感じたKawaii SKULL氏のすごい点を3点まとめました。
- 手作りで10000体のコレクションを制作
- 制作を続ける上でのモチベーション維持と発言力
- プロセスエコノミーを意識した発信
Kawaii SKULLのすごい点①手作りで10000体のコレクションを制作
「Kawaii SKULL」は、24×24のドット絵で構成されています。ドットが少ない分、表現できる情報が限られるため、ドット絵制作はシンプルに難しいアートだと個人的に思っています。
そのドット絵を10000体。しかも同じシリーズで被り無く制作するのは、並大抵の覚悟ではできません。
Kawaii SKULL氏は一日に100体近く制作している期間もあり、アーティストとしての強い想いとパワーを感じますね。
Kawaii SKULLのすごい点②制作を続ける上でのモチベーション維持と発言力
「俺は絶対に若手No.1になるんだぞ!」
とKawaii SKULL氏は自身のnoteで力強く宣言しています。
自分のモチベーションを維持するためか、もしくは自身を鼓舞するための宣言かもしれませんが、日本のNFTアーティストでここまで強く宣言できた人を私は見たことがありません。
最近Kawaii SKULL氏はInstagramから発信の方法をTwitterに切り替え、NFT界で著名な伊藤穰一さんがナビゲーターを務めるPodcastにも出演しました。
その一貫した行動を見て、有言実行というイメージを感じられます。
2021年からNFTアートに挑戦したアーティストは多くいますが、途中で制作を止めた方も見られます。
そのくらい“何かを創る”という行為は、エネルギーを使うのです。
その中で、見える形で結果を出し続けるKawaii SKULL氏なら、今後世界のアートシーンにおいて大きなインパクトを与えるのではないかと思うのです。
(引用動画:YouTube)
Kawaii SKULLのすごい点③プロセスエコノミーを意識した発信
4ヶ月間の制作をInstagramのストーリーで展開するなど、プロセスエコノミーを意識した発信を続けた点だと思います。
「【SNSを制したアーティストが次の時代を制する】という考えのもと、SNSでの発信、プロモーション全て含めた過程をプロセスエコノミーとして考え、現在での現代アート的な表現として制作している」とKawaii SKULL氏は語っています。
(引用画像:Kawaii SKULL Twitter)
またnoteでの発信も行なっており、プロセスエコノミーを意識したメッセージ性のある記事がまとまっています。
アーティストの死は作品にもその力は及びます。亡くなってからが勝負。
これからKawaii SKULLには数十年分の自分のストーリーを乗せ、価値を少しずつ高めていきます。そして、いつか自分が亡くなった際に1つ1つのスカルに対して新たな力が宿るのかなと考えています。
作品を保有していただいている方の中で、Kawaii SKULLの物語が語り継がれていく事を夢見ています。
(引用文:Kawaii SKULL公式note)
2020年9月から始めたTwitterアカウントには現在14000人近いフォロワーがおり、多くの方が彼の発信と新たに創り出されるNFTアート作品に注目していることが分かります。
この機会にKawaiiSKULL氏のTwitterやnoteを読んでみるのは、いかがでしょうか?
▼Kawaii SKULL 公式Twitter
(2) ☠️ Kawaii SKULL 🌈(@KawaiiSKULL_nft)さん / Twitter
▼Kawaii SKULL 公式note
1万体完売した「Kawaii SKULL」の今後の目標は?
2022年の目標を、Kawaii SKULL氏は次のように挙げています。
- 個展の開催
- チームを作る
- フィジカルアイテムの展開
- Twitterのフォロワー20000人以上
- Kawaii SKULLの保有者を1000名以上に
また中長期的な目標として、NFTアート「Kawaii SKULL」の価値を長期的に上げることを目標に準備を進めているそうです。
そして「Kawaii SKULL」の売り上げは、次のように使うと明言されています。
- 日本アート界を盛り上げるため
- 世界的なNFTアーティストへの成功事例を作る
- 今後のアーティスト活動での資金作り
また海外への活動も視野に入れているとのことで、今後の活動に注目されます。
(引用画像:Kawaii SKULL Twitter)
まとめ
(引用画像:Kawaii SKULL 公式note)
『自分自身もいつか髑髏になる事を忘れず、制作している間は楽しむ。(by Kawaii SKULL)』
今回記事にまとめる上で特に感じたことは、アーティストとNFTアート作品の結びつきです。
NFTアート「Kawaii SKULL」を紹介する上で、Kawaii SKULL氏の考えや発信の紹介は必須です。
昨今人気になっているジェネラティブNFTでは、ここまで制作者とアートが結びつきを感じたことはありません。
これがNFTアートを作り続けるアーティストのパワーかと感じられました。
そして自分が死んだあとも作品が生き続けるという点で、ブロックチェーン技術とNFTアートの相性の良さを改めて認識しました。
強い意志とパワーを持ったKawaii SKULL氏とNFTアート「Kawaii SKULL」の今後の活躍に注目しましょう!
▼OpenSea Kawaii SKULL
Kawaii Skull – Collection | OpenSea