メタバースにNFTを導入した事例4つ
メタバースにNFTを導入しているサービスは複数あります。NFTを用いたメタバースでは、NFTを活用してアイテムを作成したり、NFTマーケットプレイスで売買したりするなど、実際に収益化することも可能です。
過去にはメタバース内で作成した土地が高額で取引されるなど、ますます見逃せない存在になりつつあります。ここでは、メタバースを利用したNFTゲームやプラットフォームを紹介します。
1.Decentraland
Decentralandは、イーサリアムのブロックチェーンを基盤にして作られたプラットフォームです。Decentraland内ではゲームをして遊んだり、アイテムやコンテンツを作成して売買したりできるなど、さまざまな活動が行えます。
ゲーム内で購入した土地や、作成したキャラクターやアイテムは、外部のNFTマーケットプレイスに持ち出して売買し、収益化することも可能です。
参考:Decentraland/Welcome to Decentraland
2.The Sandbox
The Sandboxは、イーサリアムブロックチェーンを活用したプラットフォームです。メタバース内でゲーム体験をしたり、キャラクターや建物を作ったりすることができます。
また自分の市場を構築するための土地「LAND」を購入することができ、LANDを利用して作ったアイテムやコンテンツを収益化することも可能です。
3.Enjin Network
Enjin NetworkではEnjinブロックチェーンを利用して、人気ゲーム「マインクラフト」を遊ぶことができます。マインクラフトのアイテムをNFTで作成できるだけでなく、NFTはEnjinのNFTマーケットプレイスで売買できるので、現金化も可能です。
マインクラフトは世界中に多くのユーザーを抱えているため、メタバース内のNFTや仮想通貨の普及を期待できます。
参考:Enjin/Create a Minecraft, Guild or Clan website for free!
4.Axie Infinity
Axie Infinityは、メタバース内でモンスターを育成して対戦できるゲームです。ただモンスターを対戦させて楽しむだけでなく、メタバースの中で土地を保有して素材を集めたり、アイテムを作ったりできます。
2021年2月にはAxie Infinityのランド(同ゲーム内の土地)が150万ドル(約1億6,000万円)で取引されるなど、稼げるNFTゲームとして人気です。
メタバースは将来性が高い!NFT導入の動きに注目しよう
ブロックチェーンとNFTの活用により、メタバース内でも現実世界と同じように経済活動が行えるようになりました。今後は企業の新規参入が加速するとともに、メタバースへの投資も活発化し、巨大産業に発展する可能性があります。
すでにメタバースを利用した例もあり、NFTの新しい楽しみ方も登場しています。NFTを用いたメタバースが、今後どのように発展していくのか注目です。