【共有の活用事例3つ】メタバースでできること
メタバース内では、会話やデータ、イベントなどのさまざまなことを他のユーザーと共有できます。実際の会議室で使用しているものをメタバース内に持ち込んで、チームメンバーで共有することもできるため、ビジネスシーンでも大いに活躍するでしょう。
ここでは、メタバース内で共有できること、主な3つの事例を紹介します。
1.Facebook「Horizon Workrooms」
Meta(旧Facebook)は、2021年8月からバーチャル会議システム「Horizon Workrooms」を20カ国ほどで提供しています。オフィスで普段使用しているデスクやコンピューター、キーボードなどをバーチャル会議室に持ち込めるほか、パソコンの画面やファイルなどをVRでシェアすることも可能です。
アバターの手の動きや表情など、細かな部分までリアルに表現できるため、メタバース内でメンバーと本格的なコミュニケーションがとれます。
参考:Oculus Questの「Horizon Workrooms (ベータ版)」
2.クラスター株式会社「Cluster」
クラスター株式会社が運営する「Cluster」は、ユーザーが3Dアバターでワールドを散策したり、イベントや音楽ライブを楽しんだりできる仮想空間プラットフォームです。
サービス開始当時は、バーチャルライブや企業カンファレンスなどの開催がメインでしたが、2020年のアップデート以降はフレンド機能が追加され、交流プラットフォームとしても楽しめます。
参考:メタバースプラットフォーム cluster(クラスター)
3.VRChat Inc. 「VRChat」
VRChat Inc. が2013年から運営している「VRChat」は、多人数でコミュニケーションできる仮想空間プラットフォームです。 VRChat内にはユーザーが自分で作成したワールドと呼ばれるVR空間が用意されており、ワールドに他のユーザーを呼んでゲームやコミュニケーションなどが楽しめます。
イベントも多数開催されており、株式会社HIKKYが主催した「バーチャルマーケット」に70を超える法人が出展するなど人気を集めています。
参考:VRChat