【経済活動の活用事例3つ】メタバースでできること
NFT(デジタル資産)を用いたメタバースでは、仮想空間内でコンテンツや土地、アイテムなどを売買できます。仮想通貨を使用すれば、現実世界と同じように取引を行い、収益化することも可能です。メタバースで街づくりが進めば、さらに経済活動の幅が広がるでしょう。
ここでは、メタバースで経済活動ができる主な3つの事例を紹介します。
1.「The Sandbox」
The Sandboxは、ブロックチェーンを基盤としたメタバースプラットフォームです。ビジュアルはMinecraftに近く、ユーザーは仮想世界で建物を作るなど、さまざまなゲーム体験ができます。
プラットフォーム内の土地や、ユーザーが作成したアイテムを売買することも可能です。近年はアメリカバスケットボールリーグ選手を扱ったトレーディングカードゲームが250億円の月間売上を記録するなど、NFTが活発化しています。
2.「Decentraland」
Decentralandは、イーサリアムブロックチェーンをベースにしたプラットフォームです。LANDと呼ばれるNFT化された土地を、プラットフォーム内の独自トークンを使用して売買・管理することができます。
土地だけでなく、作成したコンテンツの売買や、購入したアイテムの転売なども可能です。
Decentralandが発行するネイティブトークン「MANA」は、メタバース内の通貨として利用できます。
参考:Decentraland/Welcome to Decentraland
3.渋谷5Gエンターテイメントプロジェクト「バーチャル渋谷」
バーチャル渋谷は、KDDIや渋谷区観光協会などの73社で組成する「渋谷5Gエンターテイメントプロジェクト」が2020年5月に立ち上げた、渋谷区公認の配信プラットフォームです。
実在都市と連動していることが最大の特徴で、現実の渋谷と同じ光景や雰囲気をメタバース内でも楽しめます。これまでにアーティストのライブやトークイベント、アート展示などが開催されており、ユーザー同士でコミュニケーションが楽しめます。
メタバースをビジネスに活用しよう
メタバースでは、ユーザーとの会話やゲームを楽しむだけでなく、経済活動をして収益を得ることもできます。データの共有などもできるため、ビジネスシーンに活用することも可能です。VR技術の発展とともに、今後はさらにできることが増えていくでしょう。