猿のNFT「BAYC」とは?有名人の保有者が多い理由や魅力を解説!

written by早乙女 文香

BAYC関連プロジェクト

BAYCには派生プロジェクトがいくつかあり注目を集めています。今後も展開が期待できるプロジェクトをご紹介します。

BAYC派生コレクション

MAYCの公式販売ページ

(引用画像:OpenSea

Yuga Labsでは、BAYCから派生したコレクションをOpenSeaにて3つ発表しています。

なかでも有名なのは、Mutant Ape Yacht Club(MAYC)でしょう。

BAYCの猿が突然変異した姿をコンセプトにしたNFTです。少し不気味なデザインが人気で、2022年12月現在は約15ETH(260万円)になっています。

OpenSeaのランキングではBAYCに続いて3位です。

メタバース「Otherside」

YugaLabsは、2022年4月にAnimoca Brands(https://www.animocabrands.com/)と共にOthersideというメタバースプロジェクトを立ち上げました。

OthersideではBAYCやMAYCなどのNFTを、3Dキャラクターとして利用できるのが特徴です。またOtherside内の土地Otherdeedも2022年4月にローンチされ、当日に完売。410億円以上の売り上げを達成しました。

Otherside公式サイト:https://otherside.xyz/

ApeCoinの発行

ApeCoinの価格推移

(引用画像:CoinMarketCap

BAYCやMAYCなどAPE系ブランドのガバナンストークンとして発行されたのが、ApeCoinです。2022年の3月にローンチされました。

BAYCとMAYCの保有者に、全体の15%にあたる1億5000万枚がエアドロップされました。ApeCoinは現在、国内の仮想通貨取引所では購入できませんが、海外の取引所BinanceやBybitでは購入可能です。

上場後に価格が急騰しましたが、現在は落ち着いています。今後の値動きにも要注目です。

adidasとのコラボ

BAYCは2021年12月にadidas Originalsとコラボし、NFTコレクションを発売。発売された29,620枚は一瞬にして売り切れました。

NFT保有者には、バーチャルギアのアウターウェアがエアドロップされるなどの特典があり、今後も注目を集めそうです。

BAYC今後の展望とまとめ

今回はBAYC(Bored Ape Yacht Club)について解説しました。世界中の著名人からも高い人気を集めるBAYCは、今後もさらなる価格上昇が期待されます。

BAYCは京都の二条城で2022年10月に行われた「artKYOTO 2022」に2.5Dアートで展示されるなど、NFTの認知度向上にも貢献しました。

また運営元のYuga Labsは、今後Play to Earn事業への参入を予定しています。BAYCが今後どのように展開していくのか要注目です。

written by

早乙女 文香

暗号資産(仮想通貨)記事の執筆中にCNPに出会い、NFTにハマったWebライターです。 CNP関連のNFTを少しずつ収集中。 NFTやWeb3、暗号資産(仮想通貨)について、わかりやすくお伝えします。