NFTアートの多岐に渡る楽しみ方!1つ持つだけで広がる世界

written bycanちゃん

NFTはNon(非)Fungible(代替・交換可能な)Token(証書)の略。ブロックチェーン技術を利用して、データがオリジナルだと証明できるようになり、唯一無二の画像データとわかるようになりました。NFTアートとはその代替不可能なブロックチェーン技術を利用してできたデジタルアート作品です。今回は1つ持つだけで広がる、NFTアートのさまざまな楽しみ方をご紹介します!

コレクションする

CryptPunks

大きい市場を占めているのが「コレクティブル(Collectibles)」というカテゴリーのアートで、コレクターズアイテムのことです。
代表的な例は画像の「CryptoPunks」が有名です。24×24のピクセルアートで作成され10,000点もの作品で構成されたコレクションです。

ほかにもコレクティブルNFTとして代表的な作品に「Bored Ape Yacht Club (通称:BAYC)」や日本発の80年代アニメの影響を受けた、Shinsei Galverse(新星ギャルバース)などがあります。

SNSのアイコンに利用する

SNS全てのアイコンがNFTに!? 話題のNFTコレクティブルについて解説

コレクションしたNFTアートをTwitterやlit.link(リットリンク)などSNSのアイコン画像に、NFTを使う人が増えてきています。

Twitterが提供するサブスクリプションサービス「Twitter Blue」は、NFTをアイコンに設定するとアイコンの輪郭が丸型から六角形になり、NFTをアイコンに使っていることがわかります。アメリカなどの一部の国で試験的に導入されているサービスです。

しかし「Twitter Blue」を日本をはじめとした使えない国でも、丸型のままアイコンにNFTを用いているユーザーが増えています。

リットリンクとは、SNSやOpenSeaなどのURLやリンクをまとめられるサービスで、簡単にNFTアートをアイコンに設定でき、上部に「NFTバッジ」がつきます。OpenSeaによるNFTの表示機能により、URL入力時に「OpenSea」を選択しURLを入力すると自動的に該当NFTが表示されます。リンク用の画像では、該当NFTアートの名前が自動で表示され変更・削除も可能です。

メタバース上の美術館に飾る

初心者でも作れる!NFT美術館の作り方  #オンサイバー #oncyber

NFTを飾ることができるオンラインの美術館のようなサイトがあります。「OnCyber」は持っているNFTアートをMetaMaskとOncyberを接続させることで、展示できる仮想空間のギャラリーです。
ギャラリー会場は有料版、無料版があり、好きなギャラリー会場を選択できます。自分のギャラリーをつくって、世界に公開することが可能です。

>>oncyber – build your own world, experience with others.

こちらの記事も参考にどうぞ

参考記事:NFTアートをメタバースギャラリーで「鑑賞・出品」して楽しもう!

クリエイターの応援

TwitterなどのSNSで​​クリエイター自ら宣伝活動を行っています。好きなクリエイターのNFTアートを購入することで応援が可能です。NFTアート作品を購入したときはもちろん、作品を二次流通で手放すときでも還元できるのが​​クリエイターにとって大きなメリットです。

アート作品として部屋に飾る

NFTデジタルフレーム

飾って楽しめるNFTデジタルフレーム

NFTアートを飾れるNFTデジタルフレームで、好きなNFTアートを現実空間の部屋に飾れます。NFTデジタルフレームの裏面には、購入者の証明やシリアルナンバーが印字され、NFTとともにその希少性を楽しむことができます。

参考リンク:NFTを飾って楽しめる「NFTデジタルフレーム」の企画・販売をスタート|株式会社CDGのプレスリリース(PR TIMES)

NFTを購入した人限定のコミュニティへ参加

CryptoNinja

国内最大規模のNFTコミュニティを誇る「CryptoNinja」のアニメーション

NFTを購入した人が参加できるコミュニティでは、NFTアートがコミュニティの参加権としての役割を持っており「コミュニティに入るためにNFTを購入する」という人が増えています。

Discordの機能を活用して「NFTアートを持っているとコメントが見られる」という設定ができるため、NFTアートをオンラインサロンの会員権として活用する事例も増加傾向にあります。

Giveaway(ギヴ・アウェイ)でNFTアートをもらう

Giveaway(ギヴ・アウェイ)とは、NFTを無料配布してくれるイベントのことです。
NFTがGiveawayされる理由としてはNFTアーティストなどが自分の作品の知名度や価値を上げたり、NFTコレクションのファンやフォロワー数を増やす目的があります。ほかにも感謝企画として行う場合などがあります。Giveawayによるエアドロップを使って、NFTを無料でもらえるチャンスです。見つけたときには、応募してみてはいかがでしょうか。


ブロックチェーン、NFTなどの単語を聞くと「投資」が目的かと思ってしまいがちですが、NFTアートの投資は初心者にはとても難しいのが現状です。またOpenseaで購入するまでの道のりも一苦労で、NFTアートに興味はあるけど購入するまでに至っていない方も多いのではないでしょうか。
しかし想像していた以上にさまざまな楽しみ方があるNFTアート。1つ手に入れるだけでも、日々の生活に楽しみが増えそうな予感がします。

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canちゃん

なんでもツクリタガリな主にUIデザイナー。副業ライター。 洋服、グラフィック、立体、映像など、なんでもつくってみたくなる。openseaで過去のグラフィック作品をNFTにして出品してみた。(まだよくわかっていない)

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