Nounsが注目される理由は?
Nounsが注目される理由は、大きく2つあると思います。
1つは、Nounsを作り出した10人のメンバーがNFTやWeb3.0界隈でも有名な方達だからです。
例えば有名なピクセルアーティストのeBoy氏、Lootを開発したDom Hofmann氏がNounsの創設に関わっています。そのためNounsに大きな関心が寄せられているのでしょう。
2つめは、Nounは毎回高額で落札されている点です。オークションの額は100ETH近くの水準をキープしています。2022年5月23日時点で100ETHは、日本円で2580万円ほどになります。つまり、100ETH払ってでも手に入れたいという方もいるのです。
Nounsを使って、今後どのような取り組みが行なわれるのかに注目して、お金を払ってでも参加してみたいという人が多いのでしょう。
Nounsの展望とは?
Noundersによれば、ここまではまだサイクルの半分にしか到達していないと語っています。
もう半分のサイクルを完成させるには、「DAOを介してNounsが作り出した資源を文化へと還流させなくてはならない」と見通しを示しました。
そのためNouns DAOは「Nouns」の世界を拡張し、多くの人に認知されるプロジェクトを準備しています。
NounsDAOで私が気になった提案は次の3提案です。
- チャリティー団体にNounsのトレジャリーから寄付をする
- Nounsのコミックを作る
- Nouns の児童書を作る
など数多くのプロジェクトが提案されています。
(引用画像:NounsDAO)
NounsDAOの運営方法や慈善団体への寄付など公共のために使う方法だけでなく、コミックを作るなどの遊び心も感じられます。
(引用:サンゴ修復財団)
数々の提案から、Nounを所有しているホルダーたちが、積極的にプロジェクトを盛り上げようとしていることが伝わってきますね。
トレジャリーの使い方をホルダー皆で決めることができるNounsの取り組みは新しいと思います。今後、新しい組織の形としてNounsDAOのような組織が増えていくでしょう。