GameFiプラットフォーム「PlayMining」と廃棄物処理業務のDX化を進める「Rita Technology」が、遠隔操作を通じてゲーム感覚で廃棄物処理が可能となる革新的なプロジェクトを発表しました。
クレーンゲーム感覚で廃棄物を仕分け!Play to Earnモデルが社会課題の解決へ
両社は、ユーザーが遊びながら実際の廃棄物処理を遠隔操作するという革新的なアイデアを具現化。PlayMiningのプラットフォーム上で提供される新しいゲームでは、クレーンゲーム感覚で遊ぶことで廃棄物の仕分け作業を行い、得たポイントはDEAPcoin(DEP)というデジタルトークンに交換可能です。一方、Rita Technologyは最新のAI技術を活用し、ユーザーの操作に応じてロボットアームが廃棄物を仕分けるシステムを構築しました。
このプロジェクトについて、PlayMiningを運営するDigital Entertainment Asset Pte. Ltd.のCEO 山田耕三氏は「ゲーミフィケーションを活用した社会課題解決との完璧なマッチングを予感しました」とコメント。Rita Technologyの代表取締役 上野光陽氏も「廃棄物処理業界ではキツい・汚いというイメージから労働力不足に悩まされてきた。国内外のプレイヤーがゲームをしながら作業を行うことで、労働者不足の解決になると信じています」と述べています。
このようなPlay to Earnモデルは、デジタルエンターテインメントの世界では既に見られ、ゲーム内の仮想通貨がリアルな価値を持つことで、ユーザーの参加意欲を高めています。しかし、それが実際の社会課題解決につながる事例はまだ少ないため、今回のプロジェクトはその可能性を示す重要な一歩となるでしょう。
近年の環境問題の取り組みが高まる中で、リサイクルの推進やゴミの適切な処理は効果的な取り組みが求められています。ゲームという手段を通じたPlayMiningの計画は、社会の課題解決の可能性を探る先駆的な試みと言えます。