スポーツメーカー「NIKE」は、『NIKELAND』というゲームをRobloxを使って制作しました。アバターを操作し、鬼ごっこやスイミングをRoblox上でプレイすることができます。
アバターにNIKEのシューズなどを履かせることもでき、様々な楽しみ方があります。
https://youtu.be/U1yX7awE5P0
Robloxで何ができるのか
Roblox上でできることとして、5つまとめました。各章を参考にしてください。
- アバターを作ることができる
- オンライン上で世界中の人と交流ができる
- 「Roblox Studio」でオリジナルゲームを制作できる
- 収益化することができる
- 教育分野でRobloxを利用できる
①アバターを作ることができる
ユーザーはアバター(自分がゲーム内で動かすプレイヤー)を設定することができ、アバターの設定は大きく2つあります。
- 完成されたアバターに設定する
- 部位ごとに設定を変更し、カスタマイズする。
2番目のカスタマイズする設定を使えば、自分好みのオリジナルアバターを作ることができます。
次の部位ごとにカスタマイズすることができます。
- ボディ
- スキン
- 髪
- 頭
- 顔
- 胴体
- 右腕/左腕
- 右足/左足
- ボディスタイル
自分だけのオリジナルアバターを作るもよし、人気のアバターをゲットして成りきるのもよし。楽しみ方はたくさんあります。
②オンライン上で世界中の人と交流ができる
メタバースとしてRobloxを活用する人も多いです。またソーシャル機能が搭載されているため、友達と一緒に同じゲームをプレイすることも可能です。
コロナ禍によって友達と一緒に遊ぶことが難しくなった今、Robloxは必要とされる交流の場になっています。
③「Roblox Studio」でオリジナルゲームを制作できる
「Roblox Studio(ロブロックス スタジオ)」を使って、自分でオリジナルゲームを制作し、配信することが可能です。
ゲームを作り始めるためのテンプレートも用意されています。Roblox StudioのテンプレートはUnityなどのゲームエンジンのイメージが近いです。
用意されたテンプレートを組み合わせるだけでも簡単なゲームは作れますが、少し複雑なゲームをRobloxで作りたくなった場合、プログラミングの勉強も必要になってきます。
Roblox Studioで使われるプログラミング言語は、Lua(ルア)です。LuaはC言語に組み込まれることを前提に開発されたプログラミング言語です。拡張性が高く、動きが高速な点が特徴です。
2021年8月にはRoblox Studioが日本語に対応するようになり、日本人でもとっつきやすくなってきたと思います。
④収益化することができる
Robloxで手に入れたゲーム内通貨「Robux」を現金に換金するには、下記の3条件を満たす必要があります。(2023年1月現在)
・5万以上のゲーム内通貨「Robux(ロバックス)」を所有していること
・13歳以上であること
・Robloxプレミアムのユーザーであること
参考:開発者エクスチェンジ(DevEx)プログラムの概要(Roblox サポート)
ゲーム内でRobuxを稼ぐ手段として、ゲーム内で使用できるアイテムを制作し、Robloxのプラットフォーム上で販売することが挙げられます。一例として、アメリカ在住の16才男子高校生がRobloxでひとつゲームを制作し公開した結果、累計250万円を稼いでいる例もあります。(2020年12月下旬公開から)
⑤教育分野でRobloxを利用できる
もともと「Roblox」は児童向けの教育ソフトとして制作されたのがはじまりでした。児童向け教育ソフトとしての走りは「Minecraft(マインクラフト)」ですが、Robloxは近年欧米の教育分野で「Minecraft」と同様に利用されています。
2020年からRobloxをプログラミング教材として導入したD-SCHOOLの代表脇田氏は、数年前に訪れたベトナムやインドネシア、シンガポールでは、多くの子どもたちがMinecraftとRoblox両方をプレイしていたと話していることから、Robloxは教育分野と相性がいいです。
日本の学習指導要領も改訂され、2020年度より小学校でプログラミング教育が必修化されました。今後Robloxを使って学習することも増えてくるかもしれません。