NFTゲームには、新しく開発されるタイトルもあれば、もともと人気のあったタイトルが「Play-to-Earn(遊んで稼げるゲーム)」として生まれ変わるケースもあります。
今回紹介する「タップファンタジー(Tap Fantasy)」も、NFTゲームとして発表される前から親しまれていた大人気ゲームがベースとなっているタイトルです。
また、タップファンタジーは「Design to Earn(作って稼げるゲーム)」としての側面も併せ持っているので、ユーザーとして遊んで稼ぐだけではなく、ゲーム内に登場する要素にクリエイターとしてオリジナルのデザインを施し、それらを売却して稼ぐことも可能となっています。そのため、幅広い遊び方や稼ぎ方ができる新感覚のNFTゲームと言えるでしょう。
それでは、タップファンタジーはもともとどんなゲームだったのか、ゲーム内ではどんなことができるのかなど、一緒に詳しく見ていきましょう。
タップファンタジーとは
ゲーム名 |
タップファンタジー(Tap Fantasy) |
チェーン |
BinanceSmartChain、SolanaChain |
トークン |
GOLD、MCトークン、TAPトークン |
対応言語 |
英語、日本語、中国語 |
運営会社 |
Tap Fantasy Metaverse Ltd, |
対応プラットフォーム |
Webブラウザ、iOS/Android(タブレットも可能) |
ウェブサイト |
タップファンタジー公式サイト |
Whitepaper |
タップファンタジー ホワイトペーパー |
タップファンタジーは、オートバトルとタップ操作を組み合わせて戦うMMOタイプのRPGです。
もともとはFacebookのインスタントゲーム「Tap Tap Fantasy」として、NFTゲームとしてリリースされる前にも累計2,000万以上のダウンロード数を誇る人気タイトルでした。
タップファンタジーは、マップ上をタップすることでキャラクターを操作します。ゲーム内に登場する様々なステージをタップしながら探索し、モンスターとのバトルやアイテムの発掘で報酬を稼いでいきます。
また、各ステージで取得できるヒーロー(仲間)を集めてストーリーを進めていくのもタップファンタジーの醍醐味です。ダンジョン内でのボス戦などでは、ヒーローの存在はかなり重要になるので、強力なヒーローを仲間にできるかどうかもゲームを進めていくうえで重要なポイントになるでしょう。
そして、タップファンタジーはリリースが発表された際に、ゲーム内トークンである「TAP」が仮想通貨取引所である「bybit」で上場され、価格が110%も上昇したことも大きな話題を呼びました。
その他にも、「バイナンス」などの大手企業とパートナーシップを結んでおり、業界内で今後の成長が最も期待されているタイトルの1つと言えるでしょう。
タップファンタジーのトークンについて
続いて、タップファンタジーのトークンについて見ていきましょう。
タップファンタジー内には以下の3種類のトークンが存在します。
GOLD
GOLDはゲーム内でのスタミナ回復などに必要となる通貨です。
また、エネルギーの補充に使用したり、装備品を購入することにも使用され、GOLDはトレジャーハントなどで獲得することが可能です。
GOLDを使用することでゲームを有利に進めることができ、TAPトークンやMCトークンを効率的に獲得していくことができます。
そのため、タップファンタジーで稼ぐにはGOLDを上手く活用していく必要があるでしょう。
現状、スタミナ回復や釣り大会で使用するエサの購入などで使用されていますが、将来的にはサードパーティーの開発者が提供するコンテンツやイベントなどにも使用されることが予定されています。
GOLDはUSTDと交換することが可能で、1USDT=10GOLDの固定換算で取引されています。
MCトークン
MCトークン(Magic Crystal Token)は、ゲーム内に登場するNFTをアップグレードする際に使用されるトークンになります。
武器やアイテムなどをアップグレードしていき、自分だけのアイテムを作り上げて強力に仕上げていくことでゲームを有利に進めることができます。
ゲームをプレイして主に獲得できるトークンはこのMCトークンとなっており、各種イベントやトレジャーハンティングモードで獲得することが可能です。
TAPトークン
TAPトークンは、ゲーム内の土地NFTの購入やアップグレードなどに使用されるトークンになります。
BybitやGate ioなどの暗号資産取引所で取引されており、ガバナンストークンとしての機能も持ち合わせている重要なトークンになります。
通常のプレイで獲得できるのは主にMCトークンになりますが、大会などでランクインした際などにTAPトークンが手に入るとのことです。
ゲーム内で手に入れたトークンはメタマスクへと取り出し、Bybitなどに送金、さらに国内の取引所へと送金することで、実際に日本円に交換することが可能です。