VRゴーグルにはどんな種類がある?仕組み・機能・選び方を解説

written byNuxR編集部

どの種類が良い?VRゴーグルの選び方

ひと口にVRゴーグルといっても、機能や価格はそれぞれ異なります。さまざまな種類があるため、初めて購入するときに迷ってしまう方も少なくありません。

VRゴーグルの種類選びに迷ったときは、これから紹介する5つのポイントをチェックしてみましょう。それぞれポイントを押さえていけば、最も適した種類を選びやすくなります。

対応デバイスに合わせて選ぶ

対応デバイスに合わせて選ぶ

まずは、購入しようとしているVRゴーグルが手持ちのPCやスマホに対応していることを確認しましょう。せっかく高機能なゴーグルを購入しても、手持ちのデバイスに合わなければ使用できません。

モバイル型の場合、スマホの機種によってはサイズの関係で利用できない場合もあります。一般的なスマホよりも大きいサイズ、または小さいサイズの場合は、機能が対応していない場合もあるため注意が必要です。

トラッキング方法から選ぶ

VRゴーグルのポジショントラッキング機能には「6Dof」と「3Dof 」の2種類あります。どちらの方式を選ぶかによって、VRの楽しみ方が大きく変わってきます。

リアルなVR体験をしたいなら、6DoF方式がおすすめです。6Dofは頭と体の動きがすべてVR空間に反映されるため、VRゲームなど身体を動かすコンテンツを楽しみたいときに適しています。

3DoF方式の場合、VR世界に反映されるのは頭の動きのみで、体の動きは反映されません。周囲を見渡すことができても、歩いたり、しゃがんだりといった動きをVR空間内で行うことはできないため、基本的に見て楽しむVRコンテンツ向きだといえます。

視野角から選ぶ

視野角とは、ゴーグルを装着したときに首を動かさずに見える視界の範囲です。

視野角が広ければそれだけ見える範囲も広くなりますが、あまりにも広すぎると解像度が下がってしまいます。逆に狭すぎると双眼鏡で覗いているような感覚になるため、VRコンテンツを楽しむことは難しいかもしれません。

おすすめの視野角は110〜120度程度です。100度未満のものは視野が狭くなってしまうのでおすすめしません。ゴーグルの視野角を確認しておくことも、VR世界を楽しむためには重要です。

ヘッドホンの有無から選ぶ

VRゴーグルにはあらかじめヘッドホンが内蔵されているタイプがあります。臨場感あふれる高品質な音を求める方には、ヘッドホン内蔵型のVRゴーグルがおすすめです。

ヘッドホン内蔵型であれば、使用する度にヘッドホンやイヤホンを接続する手間がかからず、コードも邪魔になりません。仮想空間のリアリティや没入感を高めることができるため、より本格的なVR体験が楽しめるでしょう。

予算に合わせて選ぶ

予算に合わせて選ぶ

VRゴーグルは性能の高さに比例して金額も大きくなるので、高性能なVRゴーグルほど価格も高くなります。逆に初心者でも使いやすいシンプルな操作性のモバイル型は、価格が安く設定されています。

特にこだわりがない初心者であれば、とりあえずモバイル型から始めるのがよいでしょう。本格的な映像やゲームを楽しみたい方には高性能な据え置き型がおすすめですが、VRゴーグル本体の価格だけでなく、周辺機器の価格も高額になるので注意が必要です。

ビジネス用途に合わせてVRゴーグルの種類を使い分けよう

VRゴーグルは次々と新製品が登場しており、その種類はさまざまです。選択肢が多すぎて選ぶのに迷ってしまうかもしれませんが、あらかじめ使用目的や予算などを明確にしておくと、機種選びに失敗するリスクを軽減できます。

事前にしっかりリサーチを行い、ビジネス用途に適したVRゴーグルを選びましょう。

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NuxR編集部

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