VR内見の導入事例
実際にVRを導入すると、具体的にどのようなことができるのかを見ていきましょう。ここでは、3社の導入事例をもとに紹介していきます。
アットホーム
アットホームでは、各部屋の中を360°どの角度からでも見られるVRを導入しています。
VR内見に該当する物件のページにはバーコードリーダーが掲載されており、スマートフォンから読み込むとVR専用のページへ。VRゴーグルがある場合は、その場でVR内見を体験できます。
ROOMWARP
ROOMWARPの物件詳細ページへ行くと、撮影者が部屋の中を歩き回る360°動画が再生されます。スマホであれば画面をタッチ、PCの場合はクリックしながらマウスをスクロールすると好きな方向の閲覧が可能です。
また、YouTubeでもVR映像が見られる仕様になっています。家のテレビがYouTubeのキャストに対応していれば大画面で見ることもできます。
恵比寿不動産
基本的な仕様は上記2つと変わりはありませんが、恵比寿不動産では、VR映像の中に「FLOOR MAP」というボタンがあり、どの視点から部屋をみているのかが把握できるようになっています。
「VR内見」導入の費用相場
VR内見の効果やメリットを説明してきましたが、実際に導入するとなると費用はどの程度かかるのでしょうか。
不動産内見VRコンテンツの導入費は「30万~60万円」が一般的な相場。その他月額で導入できるサービスも増えており、安価なところでは月5,000円から利用できるサービスもあります。相場としては5,000〜2万円程度で推移しています。
費用の違いが出る理由としては、例えばVR内見の対象とするのが外観なのか内観なのか、もしくは両方なのかといった点が挙げられます。ここで紹介している費用はあくまで相場の話なので、導入をお考えの際は、事前に確認しておくようにしましょう。
VR内見を導入して他社との差別化を図りましょう
総務省の「ICTにおける経済成長加速に向けた課題と解決方法による調査研究報告書」によると、不動産業界はとくにIT化が遅れていることがわかります。そんな中、積極的にVRを導入する不動産企業は、成約率・反響率ともに伸びており、他社との差別化ができています。
これは「大手だから」といった単純な理由ではありません。地元に根付く不動産会社でも、VRを導入して業績を伸ばしている企業は多いのです。つまり、ユーザーは部屋探しにおいて「安心感」「納得感」「利便性」を求めているのであって、その3つを充足できる「VR」は、これからの不動産業界には無くてはならない存在となるでしょう。
これからVR内見の導入をお考えの方は、当社のVR開発サービスもぜひご検討ください。