VR研修のメリット・デメリットとは?業務における導入事例6つ紹介!

written byNuxR編集部

VRとは仮想現実を体験できる技術のことです。まるで現実であるかのような没入感を体験できることから、ゲームや動画などの分野で普及が進んでおり、最近は研修に導入する企業も増えています。

この記事ではVR研修を行うメリット・デメリットや導入事例などをまとめて紹介します。

VR研修とは?

VRゴーグルやHMD(ヘッドマウントディスプレイ)などを装着し、バーチャルな世界で実際の作業を擬似体験できることから、近年は多くの企業が研修へのVR導入を積極的に進めています。まだ世の中に登場して間もない技術ですが、今後はバーチャル世界で研修を行うスタイルが主流になっていくかもしれません。

ここではVR研修の特徴と、ARとMRなど他の技術との違いについて解説します。

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仮想空間で現場の業務を体験できる

VRの最大の特徴は、実際にバーチャル世界にいるような没入感が得られる点です。単純に3D映像を見るだけでなく、現実に近い感覚で物を動かしたり感じたりできるため、従業員の育成やレベルアップを目的とした企業の研修に適しています。

現実世界で実現することが難しいシチュエーションも、VRなら実現可能です。危険が伴う製造現場や火災が起きて煙が充満しているオフィスなど、さまざまなシチュエーションを想定して効率よく研修が進められます。

ARとMRとの違いについて

ARは現実世界に仮想世界を重ねて表示する技術のことです。VRよりも比較的簡単に実現できるため、近年はARを活用したさまざまなアプリやサービスが登場しています。ただし、VRのような没入感は発展途上といえます。

MRは現実世界と仮想現実を融合した世界を作り上げる技術です。ARのような現実世界の要素とVRのバーチャル世界の要素の両方を組み込むことができるため、VRやARよりも一歩進んだ技術といわれています。

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VR研修を行うメリット

従来の研修では業務中における緊急時の対応など、現実世界で実現が難しいシチュエーションで訓練するのが困難でした。VR技術を導入すれば、バーチャルな空間で疑似体験することができるため、従業員のスキルが早く身につき、より効果的な研修を実現できます。

ここでは企業がVR研修を行う主な3つのメリットを紹介します。

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時間・場所・言語の制約がない

時間・場所・言語の制約がない

VR研修は仮想空間で行う研修という性質上、研修を行うための施設を新たに用意する必要はありません。従来は夜間や屋外で行う必要があった研修も、日中オフィスで実施できるため、時間と場所に縛られない形で研修が可能です。

サービス業の研修も仮想空間で実施できるため、言語に違いがあっても効率よく技術を習得できます。

人件費・移動費を節約できる

VRを導入すれば好きな場所で研修を実施できるため、従来のように指定された場所、指定された時間に受講者と指導教官が集まる必要はありません。研修はすべて仮想空間上で完結するため、指導教官の人件費だけでなく受講者側の移動費も丸ごと削減できます。

低コストで効率の良い訓練を実現できる点は、VR研修の大きな魅力です。

楽しいため学習効率を向上できる

VR研修は視覚的に楽しみながら学べるのがメリットです。実際の現場と変わらないリアリティーを感じながら自分で目の前の物を動かしてトレーニングできるため、ビデオ研修のように退屈さを感じることはありません。

コンテンツの内容次第ではゲームのような楽しい演出を行うこともできるため、従業員の習熟度アップを期待できます。

VR研修を行うデメリット

VR研修には時間や場所の制約がなく、研修内容の質を均一化できるといったさまざまなメリットがある一方で、実際に導入するには高いハードルがある点も事実です。今後は導入時のハードルをどこまで低くできるかが、大きな課題となるでしょう。

ここからは、VR研修のデメリットや導入するまでにどのようなハードルがあるのかについて解説します。

初期コストがかかる

VR研修を行うためには、ヘッドマウントディスプレイやコントローラーなどのVRデバイスが必要です。シンプルな構造のデバイスなら数万円程度で購入できますが、複雑な構成を組む場合は数十万円以上のコストがかかります。

VRデバイスの購入費用だけでなく、VRコンテンツの開発費用も必要です。VRで再現する内容によって金額は変わりますが、最低でも100万円程度かかります。資金が乏しい中小企業にとって、VR導入時のコストは大きな課題といえるでしょう。

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導入方法・手順がわかりにくい

VRはゲーム分野を中心に普及が進んでいますが、ビジネス分野において普及しているのは大企業など一部の企業に限られています。VRの活用ができていない企業は、VR研修の導入方法や手順について、どこから手をつけて良いのかわからず悩んでいるケースが多いです。

VR研修サービスを提供する企業の認知が進めば、このようなデメリットを解消できますが、まだ新しい技術ということもあり、企業によってVRに対する理解度に差があります。

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