AR動画をチラシに活用!作り方と活用事例を紹介

written byNuxR編集部

ARを用いたチラシの作り方

ARを用いたチラシの作り方

実際に、ARチラシを作成するために必要な作業を解説します。

動画付き広告を作成する

ARチラシを作成するには、まずコンテンツを用意する必要があります。商品をより効果的に宣伝するためには、動画コンテンツがもっともインパクトのある手法だといえるでしょう。

宣伝に使う動画は、スマートフォンで作成することも可能です。最近のスマートフォンは高解像度のカメラが付いており、手ブレ機能などの豊富な機能が用意されているため、個人でもクオリティの高い動画を制作できます。動画を撮影した後、動画のクオリティに合わせて編集作業を行いましょう。動画編集ソフトは有料ソフトだけでなく、無料ソフトも多数あります。

AR動画コンテンツを作りたいものの、 自社に制作ノウハウがない場合は、プロの動画制作会社に依頼するのも一つの方法です。

マーカー画像を作成する

コンテンツを作成した後は、AR動画を読み込むための目印となるマーカー画像を作成しましょう。

AR動画のマーカー画像は、色の境界がはっきりしている画像や、枠で囲まれている画像など、認識しやすい画像が適しています。動画をチラシに埋め込んだように見せたい場合は、動画のサイズ比率に合わせたマーカーを作成しましょう。

マーカーさえ制作すれば、あらゆるものをAR広告にできるので、制作コストと手間も軽減できます。

プッシュ通知機能で販促宣伝を追加で行う

AR動画を見たユーザーに対し、スマートフォンのプッシュ通知機能で、キャンペーンやクーポン情報、最新のお知らせなどを配信することも可能です。

動画付き広告とマーカー画像を作成するだけでも宣伝効果は十分ですが、プッシュ通知機能を使えば、さらに販促宣伝を強化できます。プッシュ通知はスマートフォンに配信できるため、メールマガジンのようにメールアドレスや住所といった個人情報を必要としません。

いつでもユーザーにダイレクトにアプローチできるため、セールの1日前に配信するなど、リアルタイムに情報発信できます。

ARチラシの活用シーン

ARチラシの活用シーン

ARチラシは、さまざまな業界で活用されています。ここでは、実際の活用事例を確認してみましょう。

物件紹介

従来のチラシでは、物件の間取りや内観の写真など、限られた情報しか掲載できませんでした。しかし、AR動画を利用することで、建物の設備や雰囲気、周辺情報まで立体的にアピールできます。

トイレやキッチンなど、実際の映像をAR動画で見てもらうことで、より詳細な情報を発信できるので、他社との差別化を図れるでしょう。

観光地のPR・誘致

観光地などのチラシにAR動画を設置すれば、実際の風景や歴史、おすすめポイントなどを映像と音声で紹介できます。

観光地に対する理解と興味を深めてもらうことは、観光地の認知度アップだけでなく、店舗への集客やリピーターの向上、イベント参加者の増員などに効果的です。ARマーカーにスマートフォンをかざすだけで、英語や中国語などの外国語で動画を配信できるので、外国人観光客へのPR・誘致にも役立つでしょう。

車・バイクの宣伝

車やバイクのチラシに、実際に走行しているときの動画を組み込めば、紙面に掲載できないエンジン音や臨場感が伝わります。商品のさらなる魅力をアピールできるため、宣伝を強化できるでしょう。

商品の試着

AR技術を活用すれば、自宅に居ながら服や腕時計を試着できます。自宅で試着できるだけでなく、試着室を待つ煩わしさやサイズのミスマッチを防止できるため、購入意欲の向上にもつながるでしょう。

そのほか、ARで購入前の家具を部屋にレイアウトすることも可能です。部屋の中に、実物大の家具を設置すれば実際のイメージがわかるため、購入してから後悔することもなくなります。

ARチラシで販促アップを実現しよう

ARチラシで販促アップを実現しよう

AR動画をチラシに導入することで、これまで紙面だけでは伝えられなかった情報を補完することができ、自社商品の売上や認知度のアップを実現できます。

AR動画は観光業や不動産業など、さまざまなビジネスに活用できる画期的な技術です。今回の活用事例を参考に、AR動画を導入し、紙媒体のコンテンツ強化を行いましょう。

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