ARを自作する際に役立つおすすめツール6選
企業が提供している開発ツールを活用すれば、自由度の高いARコンテンツを実現できます。自分で思い描いたことを実現するためにも、最も適したツールを利用することが大切です。
ここでは、ARコンテンツの自作に適したおすすめのツールを6つ紹介します。それぞれの特徴を比較して、自分に合ったものを見つけてみましょう。
1.ARToolKit
ARToolworks社が提供しているARToolKitは、ビジョンベースARを実現するためのツールです。2015年にオープンソース化されているため、現在は誰でも無料で自由に利用できます。
Mac・Windows・iOS・Androidなど数多くのプラットフォームに対応しており、用途に合わせて開発できる点がメリットです。
2.Spark AR Studio
Facebookが提供しているSpark AR Studioは、プログラミング言語や専門的技術なしで利用することができ、直感的な操作でエフェクトを追加できるのが特徴です。
オリジナルのカメラエフェクトを自作することができるうえに、Facebook上で公開して簡単にシェアできるので、コミュニケーションツールとしても役立ちます。
3.Apple ARKit
Appleが提供しているApple ARKitは、iPhoneやiPadで利用できるAR機能を作成できます。 iPhoneやiPadのカメラを使えばARコンテンツを手軽に作成できるため、特別な環境を用意する必要はありません。
専門的な知識を必要とせず、手軽にARを自作できるApple ARKitは、初心者から技術者まで多くのユーザーに利用されています。
4.Google ARCore
Googleが提供しているGoogle ARCoreは、JavaやUnityなどの人気の言語や開発環境で利用でき、参入ハードルが低いのが特徴です。特殊なデバイスを必要とせずに、スマホ内蔵のカメラやセンサーだけでARコンテンツを自作できます。
空間認識による3D表現も可能なので、幅広い用途に利用できるでしょう。
5.Amazon Sumerian
Amazonが提供しているAmazon Sumerianは、Google ChromeやFirefoxなどのブラウザで利用できるため、ソフトウェアのダウンロードが不要です。
また、事前に用意されているオブジェクトを直感的な操作で追加できるため、ARの専門知識がなくても短時間でARコンテンツを自作できます。
6.Vuforia
Vuforiaはスマートフォンやタブレットなど、幅広い端末に対応しているAR開発ツールです。 豊富なサンプルが用意されており、カスタマイズして表現を工夫できるため、オリジナリティのあるARコンテンツを作成できます。
マーカーを自由に指定できるのも魅力的なポイント。自分が好きな画像を用いて物体を飛び出させる演出を楽しめます。