Web3プロジェクト「DAAAMO」とフジテレビが、業務提携を公表。この提携を通じて、国内向けTV番組の制作にNFT技術を導入する試みや、DAAAMOがネットワークを持つ中東・アフリカ地域での番組展開など、多岐にわたるメディアプロジェクトを進めていく予定だとしています。
番組の制作費調達や企画の投票にNFTを活用
DAAAMO(ダーモ)は、テレビ業界や出版業界、Web業界など、さまざまな媒体のメディアマンが集結して結成された組織で、現在100名以上が参画中。フジテレビとの提携によって、NFTを活用した新しい番組制作の仕組みを確立することを目指しています。
NFTを用いた番組制作のアプローチとして、既存の「スポンサー提供」に加えて、NFT販売を活用した番組制作資金を集める方法を取り入れることで、より透明性のある資金調達や、NFT購入者との直接的なコミュニケーション、NFT購入者が番組制作に関わるといった機会が与えられます。番組の放映先について、まずはフジテレビオンデマンド(FOD)での放送を経て、その後、地上波での放送を予定しているとのこと。また、NFT購入者には、番組のエンドロールへの名前掲載、番組への露出、企画の投票などの特典案を検討中だといいます。
さらに、DAAAMOが保有する中東・アフリカ地域のネットワークを活用し、この地域での番組展開や販売も計画。現在はカタールやオマーン、モーリタニアにおいて、各国の財閥系企業との合弁会社設立や政府と協力して事業展開が進行中だそうです。特に中東地域には日本の文化やテクノロジーに対する関心が高く、今回の提携を通じて日本の魅力をより多くの人々に伝えるコンテンツが増えることが期待されています。
「DAAAMO」公式サイト: https://daaamo.com/
「DAAAMO」公式X: https://twitter.com/DAAAMO_web3