VRとは?
メタバースと混同されやすいキーワード「VR」の意味を解説いたします。
●VRの語源
VR(Virtual Reality)仮想現実
Virtual×Realityの頭文字を取った言葉
「限りなく実体験に近い体験が得られる」ということが特徴です。
●VRの特徴・定義
VRは「限りなく実体験に近い体験を得る」ために、VRヘッドマウントディスプレイを使います。
VRヘッドマウントディスプレイを使用することで、より没入できる体験を創り出します。
つまりVRは仮想空間をより立体的に楽しむための手段です。
現在様々な企業がVRのコンテンツやヘッドマウントディスプレイなどを開発し、一般層への普及に努めています。
●VRの活用例
- ゲーム
- 教育実習
- トレーニング
- 医療
- 観光
▼NuxR掲載記事 VR活用例参考
>>没入体験型エンタメ『ティフォニウム』が7月、大阪に初登場
>>『バーチャルマーケット2022 Summer』開催決定!世界最大規模のVRイベント
これからのメタバース市場規模は?
(引用画像:総務省 令和4年版情報通信白書 <世界のメタバース市場規模(売上高)の推移及び予測>)
総務省が2022年に公開した「世界のメタバース市場規模(売上高)の推移及び予測」によると、2021年に4兆2,640億円だった市場規模は、2030年において78兆8,705億円まで拡大すると言われています。
またメタバースはメディアやエンターテインメントだけでなく、教育、小売りなど様々な領域での活用が期待されています。メタバースはブロックチェーンや暗号通貨、Play to Earn(P2E)などと相性が良く、それらの技術が発達するとともにメタバースの市場も拡大していくでしょう。
▼メタバース市場規模 参考HP
総務省|令和4年版 情報通信白書|仮想空間市場など (soumu.go.jp)
メタバースとVRの違い まとめ
メタバースとVRは混同されやすいキーワードですが、よく調べると意味が異なります。またメタバースは、いまだ統一された定義がありません。業界や分野によって定義が異なるでしょう。
一番重要なことは、メタバースというキーワードがトレンドにあがったことです。今後私たちの生活にメタバースなどの仮想空間や技術が普及していくことでしょう。
IDC Japanが2019年に発表した調査結果によると、日本は世界市場よりVR・ARの市場の熱狂が見劣りするといえます。家庭用VRヘッドマウントディスプレイの普及が6%に止まっている点も注目です。
一般に普及する前に、早い段階からメタバースについての知識をキャッチアップ、またはVRに触れてみると戸惑いも少ないはずです。
またメタバース・VRが普及してから商業用にコンテンツを作っては、流行の流れとしては遅いでしょう。早めのキャッチアップの姿勢が重要です。