おすすめのVR SNSは5つ
ここではおすすめのVR SNSとして「Facebook Horizon」「Mozilla Hubs」「cluster」「VRChat」「ambr」の5つを紹介します。一般的にはまだ馴染みが薄いVR SNSですが、サービスや利用している企業が増加傾向です。
ここではどのようなサービスがあるのかを詳しくみていきます。
1.Facebook Horizon
Facebook Horizonはその名前の通り、Facebookが運営しているVR SNSです。Facebookが運営していることから世界中のユーザーと交流できます。クリエイターが制作したワールドを、他のユーザーと一緒に体験できる点が特徴です。
サポート対象のプラットフォームは「Oculus Quest」と「Oculus Quest 2」です(2021/08/02 現在)。Facebook Horizonでヘッドセットを利用する場合は、いずれを購入しておかなければなりません。
Facebook Horizon | バーチャルリアリティの世界とコミュニティ
2.Mozilla Hubs
WebブラウザのFirefoxを手がけるMozillaが運営しているVR SNSがMozilla Hubsです。Mozilla Hubsはアカウント登録や専用アプリを準備しなくても、Webブラウザがあれば利用できます。
メジャーなVRヘッドセットにはすべて対応しているため、Facebook Horizonと比較するとヘッドセットの制限が少ないのもメリットといえるでしょう。
Hubs – Private, virtual 3D spaces in your browser
3.cluster
日本発祥のVR SNSであるclusterはバーチャルイベントに特化したサービスで、ゲームやトークショーなど多彩なイベントが開催されています。
VRヘッドセットがなくても参加でき、スマートフォンからでもアクセスが可能です。手軽に利用できることから、企業イベントや学校説明会にも活用され、利用シーンが増えつつあります。
4.VRChat
VRChatは音声だけでなく、身振り手振りでアバターを動かせる点が特徴のVR SNSです。よりリアルな感覚でコミュニケーションが取れ、相手に自分の気持ちを伝えやすいでしょう。
複数のユーザーとコミュニケーションが取れるほか、作成されたワールドは2万を超えており「バーチャルマーケット」など、さまざまなイベント会場としても利用されています。
5.ambr
https://twitter.com/ambr_community/status/1255844387814178817
日本発祥の「VR SNS」として注目を浴びているのが「ambr」です。開発資金の課題などによって、現在はホーム以外へのアクセスができません。
稼働当時は動物や怪獣など個性的なアバターを使用してレクリエーションなどを楽しむことができるサービスでした。リニューアルしてサービスが再開するのを待ちましょう。
VR SNSは新たなコミュニケーションの場となる
TwitterやFacebookといった従来のSNSでは、コミュニケーションが取りにくいという方も多いでしょう。しかし、VR SNSであれば、VRにアクセスしてアバターを介したやり取りができるため、ほかのユーザーとも気軽にコミュニケーションが取れます。
VR SNSが今後新しいコミュニケーションの場となっていく可能性は非常に高いでしょう。また、VRでマンガや小説などの世界も作り出せることから、今後あらゆる分野での利用が予想されます。