4.スマホで30秒!自分にぴったりなマスクを「Try FIT on! 」
「Try FIT on! 」は30秒でマスクのバーチャル試着ができるサービスです。マスク特化型ライフスタイルブランドWe’ll(ウィール)を運営するパレ・フタバ株式会社が提供しています。
Try FIT on! を活用することで、顧客はサイズ・カラー・タイプが異なる全228種類のマスクをネット上で試すことが可能です。自身がマスクを付けたときの印象を購入前に確認できるため、ミスマッチの防止にもつながるでしょう。
5.100種類以上のランドセルを試着できる「TRY SEIBANアプリ」
「TRY SEIBANアプリ」はランドセルメーカー株式会社セイバンが提供しているARランドセル試着アプリです。対象者の写真を撮影するだけで、天使のはねランドセルの試着イメージが作成できます。
対応している天使のはねランドセルは100種類以上あり、色やモデルを絞り込んで確認することも可能です。モデルやカラーを素早く切り替え、比較検討がしやすいつくりになっています。
6.腕時計のサイズ感・質感がわかる「CITIZEN AR try」
「CITIZEN AR try」は、日本の時計メーカーCITIZEN(シチズン)が提供している、ARで腕時計の試着体験ができるサービスです。
店舗やDLページで入手できる専用のARリストバンドを腕に装着し、専用サイトへアクセスしてスマートフォンをかざすだけでOK。アプリをダウンロードする必要はありません。スマホの画面で装着時の実寸大の時計が表示される仕組みで、サイズ感や厚み、質感をリアルに体験できます。
7.200種類以上から自分に合うネイルがみつかる「NAIL HOLICアプリ」
「NAIL HOLICアプリ」は、スマートフォンのカメラで撮影した自分の爪に、200色以上から好きなカラーが試せるネイル試着ARアプリです。カメラを通して爪を識別し、ARでネイルを塗った後のイメージが実際に見られます。
ネイルカラーを購入したものの「自分の爪に塗ると印象が違った……」ということも少なくはありません。ARであれば実際のイメージに近い状態が確認できるため、より自分好みのネイルが選べるようになるでしょう。
ARでインスタ・アプリとの相乗効果が狙える
InstagramのAR機能を活用することで、話題性ができ自然と顧客の目に止まるといったメリットが期待できます。
インスタ向けに着物、カラコンの試着サービスがスタート
Instagramを活用した着物やカラコンの試着といったユニークなサービスが始まっています。4店舗の着物レンタル店を運営しているTripFarm株式会社では、Instagramで体感できる「着物試着」のARエフェクトのサービスを展開中です。
InstagramのARフィルターを起動し、スマートフォンのカメラで着物がバーチャル試着できます。インカメラ・アウトカメラのどちらにも対応しており、時間がかかる着物の試着を効率よく楽しめます。
一方、InstagramのARフィルターは、カラコンの試着をすることも可能です。ARサービスを提供する株式会社YONDEは、InstagramのARフィルター(Spark AR)を使ってカラーコンタクトを試着体験できるサービスを展開しています。
同サービスはカラーコンタクトだけでなく、コスメやアクセサリーなどにも対応しており、まつ毛は3DCGで表現するなど細部までこだわったARサービスです。
対応アプリが続々登場
スマートフォンで手軽にダウンロードできるARアプリが続々と登場しています。
表参道にある中国の人気ファッションブランド「HIPANDA(ハイパンダ)」の店内には、ブランドの世界観が体感できるARギミックが用意。店頭に描かれているHIPANDAに専用アプリをかざすと、画面に球体状の「HIPANDA AR」が出現します。店内でも、アイテムの周りに無数のHIPANDAが飛び出るといった数々の演出を楽しむことが可能です。
また、スウェーデンのアパレルブランド「CHIQUELLE(シケーレ)」は、アプリで自身のアバターを作成できるサービスを展開しています。ARでバーチャル試着できるアプリ「Chiquelle Style AR」を利用することで、自分の身長や体重、サイズや体型などを細かく設定。自分にそっくりのアバターを作成して試着できます。もちろん、気に入った商品があれば購入もできます。
進化し続けるARとファッションを活用して新たな時代へ
第5世代移動通信システム・5Gの普及が進み、高速度低遅延のインターネット通信が実現しました。今後、大容量のARコンテンツがより一層広がっていくことが予想されています。ファッション業界でも集客やPR方法に変化が生まれ、今後AR技術が持つ可能性を大いに感じられるでしょう。
ARとファッションの取り組みは、店舗での新しい体験や自宅に居ながらの試着体験、SNSとの相互性による拡散効果など多くの可能性を秘めています。活用次第では計り知れないメリットが生まれるでしょう。
ARを活用して自社で何かできることがないか、検討してみてはいかがでしょう。その際には、MURALへお気軽にご相談ください。