ARフィルターを利用するメリットは?企業の活用事例6つ紹介!

written byNuxR編集部

ARフィルターを活用した企業事例6つ紹介!

ARフィルターを活用した企業事例6つ紹介!

Instagramは世界中で多くのユーザーを抱えており、今後も成長が期待されるサービスです。そのため、新たなマーケティングツールとして利用する企業が増えています。今後はARフィルターを活用したマーケティングが主流になっていくかもしれません。

ここではInstagramのARフィルター「Spark AR」を活用した6つの企業事例を紹介します。

事例1.KOSE

大手化粧品メーカーのKOSEは、人気ブランドのヴィセを擬似メイクできるARフィルターを作成。カメラをかざすだけでまぶたにメイクが施されるため、発色や艶感などを手軽に試すことができます。 画面をタップすればカラーを切り替えることも可能です。

店頭まで行かなくても商品を手軽に試すことができ、自分に合った色を見つけやすいため、商品の購入を促すのに効果的だといえます。

事例2.Dior

 

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高級ファッションブランドのDiorは、2019年春夏コレクションの新作をバーチャル試着できるARフィルターを提供。Diorのアカウントをフォローしてフィルターをタップすると、新作のサングラスを試着できる仕組みです。どんな角度からも顔を認識して、サングラスの大きさや雰囲気などを体感することができます。

DiorはARフィルターを発表してから1週間で260万以上のインプレッション、220万以上の閲覧数を達成し、約45万人のユーザーが実際に使うという大成功を収めました。

事例3.H&M

Instagramフォロワー数が約3,500万人の世界的ファストファッションブランド・H&Mは、独特の世界観に没入できるARフィルターを提供。顔にネオンが反射して宇宙のような背景になったり、3Dサングラスの画像が写って試着ができたりするものなど、ARフィルターの種類は複数あります。

 

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ユニークなARフィルターは、ユーザーの投稿を生み出しやすく、ファッションを楽しみたい気持ちと購買意欲を高めるのに効果的です。

事例4.FANTA

炭酸飲料FANTAの海外のInstagramアカウントでは、顔に向ける「インカメラ」で楽しむゲーム型のARフィルターを提供。飲料に使用されている果物を食べる疑似体験が楽しめます。

ゲームの中に自社商品の情報を混ぜていくマーケティングは、ユーザーが楽しみながら体験できるため、従来の広告よりも効果的な手法として今後注目されていくでしょう。

事例5.メルセデス・ベンツ

自動車メーカーのメルセデス・ベンツは、Instagramの公式アカウントで6種類のARフィルターを提供。顔を映すと頭にヘルメットが表示され、実際にヘルメットをかぶって車を運転しているような疑似体験ができます。

またFacebookでは、車をラッピングできるARフィルターを提供。このような粋な演出は、メーカーやブランドのイメージアップに役立ちます。

事例6.au5G×鬼滅の刃

KDDIは人気アニメ「鬼滅の刃」の世界をARフィルターで楽しめるauとのコラボレーション企画「こころ、ゆさぶる 伍ノ世界。」を提供。

呼吸の型を繰り出すシーンなど、アニメの名場面で登場キャラクターになりきることができるため、鬼滅の刃の世界観に入り込んだような没入感のある写真や動画を撮影できます。

地上波放送にあわせてサービスの提供が開始され、注目度を高めることに成功した事例です。

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ARフィルターを使って広告効果を高めよう

ARフィルターを使って広告効果を高めよう

現実世界とバーチャルを融合できるARフィルターを活用すれば、試着などの擬似体験を消費者に提供できます。ユーザーが楽しめるARフィルターなら広告だと認知されにくいため、商品やブランドに親しみを持ってもらえるでしょう。

特に若いユーザーや女性ユーザーが多いInstagramでは、大きな販促効果を期待できます。ARフィルターを活用して広告効果を高め、消費者の購買意欲を促進しましょう。

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