AR動画の活用事例5つ
AR動画は多くの活用方法があります。ここでは、AR動画をプロモーションとして活用した事例を5つ紹介します。ぜひ参考にして、自社のプロモーションに取り入れてください。
1.営業用パンフレット×AR|NTT西日本
NTT西日本ではパンフレットにAR動画を掲載し、効率的な営業活動が可能になりました。ARを読み取ることで誌面に連動した動画が始まり、顧客がサービス紹介の映像を見ることができます。
AR導入前も自社サービスを直感的に伝えるために紹介動画を活用していましたが、その場限りとなってしまい、見返してもらえない点が課題だったそうです。
しかし、パンフレットにAR動画を取り入れたことで、後で見返せる冊子と動画のいいとこ取りが実現されました。そして、営業時に説明する内容の過不足を減らし、自社で保有している動画を活用した営業活動がおこなえるようになったのです。
参考:ARGO|AR動画を営業用のパンフレットに採用。NTT西日本のICT(情報通信技術)活用
2.モデルハウスのチラシ×AR|株式会社エイビス
株式会社エイビスは、不動産の折り込みチラシにAR動画を設定するプロモーション企画を立案しています。
その結果、1ヶ月で3,800万円の物件が成約に至ったそうです。さらに、用意していた5棟も、AR動画付きチラシを投函してから、わずか2ヶ月で完売しました。
AR動画ではモデルハウスの様子をリアルに伝えられ、顧客が細部まで確認できるようになる点がメリットです。そのため、物件のイメージが明確に伝わり、反響率だけでなく成約スピードの向上にも寄与したことでしょう。
参考:クラウドサーカス株式会社|不動産・建築のチラシ×ARの活用事例・方法
3.フォトフレーム×AR|株式会社ギンビス
動物シルエットのビスケット「たべっ子どうぶつ」を販売している株式会社ギンビスは、お菓子のパッケージにARを設定する施策を実施しました。
専用アプリでパッケージを読み取ると、たべっ子どうぶつのキャラクター達が映されたフォトフレームが飛び出します。さらに、ARフォトフレームで撮った写真を、Twitterにハッシュタグ(#たべっ子どうぶつの日)をつけて投稿すると、抽選で上野動物園の入園券が当たるキャンペーン企画となっているのです。
このようにSNSを絡めてキャンペーンを展開することで話題性が得られ、商品知名度の向上も期待できるでしょう。
参考:ARGO|5月5日の「たべっ子どうぶつの日」に、どうぶつたちと一緒にARで写真を撮ろう!
4.スタンプラリー×AR|りんかい日産建設株式会社
りんかい日産建設は「東京湾大感謝祭2019」で起用されたARスタンプラリーにて、ビーバーの3DキャラクターをARで表示し、スタンプラリーの参加方法を説明しました。来場者への手厚いサポートを実施し、2日間で数百人がアクセスしています。
スタンプラリーにARを活用することで、イベント会場の周遊や回遊率向上効果が期待できるでしょう。また、それぞれのポイントにARマーカーを設定し、ARアプリをかざすとスタンプが貯まる仕組みを作ることも可能です。
参考:クラウドサーカス株式会社|ARスタンプラリーを活用したイベント企画
5.謎解き×AR|クラウドサーカス株式会社
クラウドサーカスは、学生団体総選挙というイベントにスポンサー&審査員として参加した際に、同社のブースでAR謎解きのイベントを実施しました。
AR謎解きは問題を表示する図がARマーカーになっており、専用のアプリでマーカーを読み取ることで、問題が表示される仕組みとなっています。
全問正解した人にはオリジナルステッカーがプレゼントされ、感想を送ってくれた人には、抽選で役員と会食をできる権利をプレゼントされたそうです。
参考:クラウドサーカス株式会社|ARを謎解き・宝さがしゲームに活用
AR動画を活用して反響率をUPしよう!
AR動画をプロモーションに活用することで、顧客の興味関心や購買意欲を喚起させることが可能です。自分でAR動画を作成したい場合は、無料で使えるツールを活用することで、気軽に作ることもできます。
しかし、無料ツールで作成したAR動画はありきたりになってしまう可能性があるため、他社との差別化を図るのは難しいでしょう。より反響性が高く、顧客にリッチな体験を提供したい場合は専門の開発会社への依頼がおすすめです。
Muralでは VR・ARをはじめとするXR開発を、企画から開発、導入までワンストップで提供しております。自社のプロモーションにAR動画の活用をお考えの方は、ぜひMuralへお問い合わせください。